日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き(2017年9月21日)

2017年9月21日

・本日早朝にFOMCの結果が発表され、ドル円はFOMCの03:00は111.32で発表直後に111.04まで急落した後すぐに反転して112.09まで急伸し、更に上昇が続いて04:00には112.52まで上昇し、その後は押し戻されて112.15でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとFOMC後の地合いを引き継ぎしばらくジリ上げが続いて9:20に112.64まで上昇した後は112.50近辺での小動きとなって日銀決定会合を待つ形となりました。
12:15に発表された日銀金融政策決定会合の結果は8対1の賛成多数(反対は片岡委員)で金融政策の現状維持を決定しました。
12:15の発表直後に112.34-53で小幅上下に振れた後、は112.40-50での小動きが続いて15時となりました。
また

 

日銀金融政策決定会合の結果
12:15 現状維持

 

★本日早朝のFOMC後の動きは、FOMC直後のドルの動き(2017年9月21日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間はFOMCを控えて111.25-55での上下が続き、03:00のFOMC声明発表の時は111.32でした。 結果は市場予想通りの政策金利の据え置きと保有資産の10月からの縮小開始となり、発表直後に111.04まで急落した後すぐに反転して112.09まで急伸し、更に米直金利の上昇も加わって強いドル買いの流れとなって04:00には112.52まで上昇しました。
その後は押し戻されて05:20に112.08まで下落し、112.15でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げが続いて9:20に112.64まで上昇し、そこからは112.50近辺での小動きとなって日銀決定会合を待つ形となりました。
12:15に結果発表があり、直後に112.34-53で小幅上下に振れた後、112.40-50での小動きがひたすら続き、112.42で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
・ユーロドルは欧州時間は1.1985-1.2020で上下し、03:00は1.2009でした。
発表直後に1.2031まで上昇しましたが、すぐに反転して1.1931まで急落し、更にドル買いの流れとなったため03:40の1.1861まで下げ続けました。
その後はリバとなって05:20には1.190まで上昇し、1.1895でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなって9:10に1.1865まで下落した後は1.1870近辺での小動きが続き、後場になると小幅上げて1.1880-90での小動きとなり、1.1882で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    22,412.59(+41.79)
NASDAQ     6,456.04(-5.28)
・昨日のダウはFOMCで予想通り政策金利の据え置きと保有資産の10月からの縮小開始となり、「年内あと1回」の利上げの想定が維持されたことで金融セクターや資本財株などが買われ、発表直後にマイテンしました後はすぐに切り返して上昇して$41高で引け、9営業日続伸で7日連続史上最高値更新となりました。
またナスは終日マイナス圏で推移して0.08%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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