米雇用統計発表後のドルの動き(2026年10月3日)

 

 

2026年10月3日

 9月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の8.8万人増を下回る2.9万人増、失業率も予想の4.1%から悪化した4.2%、平均時給は前月比・前年同月比共に予想を下回る結果でした。

・ドル円は雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回ったことでドルが売られて発表直後に157.50から156.94まで下落しましたが、その後は米長期金利が上昇に転じたことでドルの買い戻しで01:40には157.91まで上昇し、157.84でNYクローズとなりました。

・ユーロドルは・欧州時間序盤はフランスの財政悪化懸念から独仏利回り格差が2011年の欧州債務危機以来の水準まで拡大すると、ユーロが売られて21:10には1.1220まで下落し、21:30は1.1232でした。
発表直後に1.1230-60で振った後、マクロン仏大統領が「主要7カ国(G7)は最大1億バレルの原油とディーゼル燃料の備蓄放出を決定した」との発言を受けて原油先物価格が下落するとユーロの買い戻しで23:30には1.1285まで上昇しました。
その後は米長期金利の上昇によりドルが買われたため下落し、1.1245-60での小動きが続いて、1.1250でNYクローズとなりました。

・米国10年債権利回りは9月雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回ったことで債権が買われて利回りは低下しましたが、来週予定されている3年・10年・30年債入札を前にして需給悪化への警戒感から債券が売られて利回りは上昇し、5.276%でNYクローズとなりました。

・NY株は9月雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回ったことでFOMCでの政策据え置きへの期待やG7が原油とディ―ゼル燃料の緊急備蓄放出を決定したことで原油価格低下への期待で株が買われてダウは$250高、ナスも1.19%高で引けました。

結果
21:30 9月非農業部門雇用者数 予想:+8.8万人 結果:+2.9万人 (前回:+16.2万人 修正値:+13.3万人)
21:30 9月失業率 予想:4.1% 結果:4.2% (前回:4.1%)
21:30 9月平均時給 (前月比) 予想:+0.3% 結果:+0.1% (前回:+0.3%)
21:30 9月平均時給 (前年同月比) 予想:+3.1% 結果:+3.0% (前回:+3.1%)

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は157.40-85で上下し、21:30の雇用統計の時は157.50でした。
非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回ったことでドルが売られて発表直後に157.50から156.94まで下落しましたが、その後は米長期金利が上昇に転じたことでドルの買い戻しで01:40には157.91まで上昇し、157.84でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

ユーロドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はフランスの財政悪化懸念から独仏利回り格差が2011年の欧州債務危機以来の水準まで拡大すると、ユーロが売られて21:10には1.1220まで下落し、21:30は1.1232でした。
発表直後に1.1230-60で振った後、マクロン仏大統領が「主要7カ国(G7)は最大1億バレルの原油とディーゼル燃料の備蓄放出を決定した」との発言を受けて原油先物価格が下落するとユーロの買い戻しで23:30には1.1285まで上昇しました。
その後は米長期金利の上昇によりドルが買われたため下落し、1.1245-60での小動きが続いて、1.1250でNYクローズとなりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

 

米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
・9月雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回ったことで債権が買われて利回りは低下しましたが、来週予定されている3年・10年・30年債入札を前にして需給悪化への警戒感から債券が売られて利回りは上昇し、5.276%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
 

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   51,176.96(+250.40)△0.49%
NASDAQ   27,190.86(+319.26)△1.19%
・昨日のNY株は9月雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回ったことでFOMCでの政策据え置きへの期待やG7が原油とディ―ゼル燃料の緊急備蓄放出を決定したことで原油価格低下への期待で株が買われてダウは$250高、ナスも1.19%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足