米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2024年4月6日)

 

 

2024年4月6日

 3月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の20.0万人増を上回る30.3万人増、失業率も予想の3.9%から改善した3.8%、平均時給は前月比・前年同月比共に予想と一致する結果でした。
発表直後はドルが買われましたが、その後はドル売りとなって豪ドル・ドルは雇用統計の下落分が行って来いとなり、一方ドル円は政府・日銀による為替介入の警戒がありながらも円売りで下値も固く推移しました。
NY株は雇用統計の良好な結果を受けて利下げ時期の先送り懸念よりも雇用や成長見通しへの安心感の高まりや企業の業績改善期待の高まり、また前日まで4日続落して1200ドル超下げていた反動買いで堅調に推移しました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後にドル買いで0.6588から0.6550まで下落し、22:10には0.6549まで更に下落しましたが、23:10から逆に上げ出して01:20には0.6586まで上昇して雇用統計の下落分が行って来いとなり、その後は0.6580近辺での小動きが続き、0.6577でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に豪ドル・ドルの下落に引っ張られて99.65から99.37まで下落しましたが、その後23:30から上げ出して01:20には99.83まで上昇し、99.74でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0919-40で振った後、02:20に1.0948まで上昇し、1.0937でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に151.26から151.70まで急伸し、22:10には151.75まで上昇し、その後は23:40に151.44まで押し戻され、政府・日銀による為替介入の警戒から上値は重くなって151.50-65での小動きが続き、151.62でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2024年4月6日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.6580-90での小動きが続き、21:30の米・雇用統計の時は0.6588でした。
発表直後にドル買いで0.6588から0.6550まで下落し、22:10には0.6549まで更に下落しましたが、23:10から逆に上げ出して01:20には0.6586まで上昇して雇用統計の下落分が行って来いとなりました。
その後は0.6580近辺での小動きが続き、0.6577でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は99.60-80で上下し、21:30は99.65でした。
発表直後に豪ドル・ドルの下落に引っ張られて99.65から99.37まで下落しました。
その後23:30から上げ出して01:20には99.83まで上昇し、99.74でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0925-40での小動きが続き、21:30は1.0929でした。
発表直後に1.0919-40で振った後、02:20に1.0948まで上昇し、1.0937でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は151.30-45での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は151.26でした。
発表直後に151.26から151.70まで急伸し、22:10には151.75まで上昇しました。
その後23:40に151.44まで押し戻され、政府・日銀による為替介入の警戒から上値は重くなって151.50-65での小動きが続き、151.62でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA