2015年12月10日

本日9：30に発表された11月の豪・雇用統計が新規雇用者数・失業率共に好結果だったことで豪ドルは大きく買われました。
またここ数日は原油安の連動して資源国通貨売りやユーロクロスの買いで為替相場が荒れ模様になり、昨日はドル円は122円台前半まで急落し、日経も夜間取引では19,000円を割り込む下落となりました。

結果
05:00　RBNZオフィシャル・キャッシュレート　予想：2.50%　結果：2.50%　（前回：2.75%）
9：30　豪・11月新規雇用者数　予想：-1.00万人　結果：+7.14万人　（前回：+5.86万人　修正値：+5.83万人）
9：30　豪・11月失業率　予想：6.0％　結果：5.8％　（前回：5.9％）

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の16：10に0.7232を付けた後は下げ出して18：50には0.7171まで下落しましたが、そこからは逆に上げ出して23：20には0.7244まで上昇しました。
その後は再び下げて02：40には0.7188まで下落しましたが、再度逆に上げ出して05：20には0.7242まで上昇して0.7227でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7220-40で上下して09：30の豪・雇用統計の時は0.7229でした。
発表で0.7229から0.7325まで96pips急伸し、10：00には0.7333まで上昇しました。
その後は押し戻されて0.7280-0.7300での小動きとなって、0.7284で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－10分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は88.70近辺で小動きの後、17：20から下げ出して18：40には87.98まで下落し、そこからは小幅戻して88.20-40での揉み合いとなりました。
しかし00：50からドル円の急落に引っ張られて豪ドル・ドルも下げ出して05：00には87.28まで下落しました。
その後は戻して06：30には87.89まで上昇して87.76でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると87.80-88.10で上下して09：30は88.00でした。
発表で88.00から89.03まで103pips急伸し、9：40には89.12まで上昇しました。
その後はその後は押し戻されて88.60-80での小動きとなって、88.64で15時となりました。

左：豪ドル・円－10分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は1.0850-90での上下が続いていましたが、05：00のNZ政策金利発表の時は1.0846でした。 発表は金利を2.75%から50bp引き下げの2.50%で直後に1.0716-1.0928の212pips上下に振った後は急落して05：20には1.0703まで下落し、1.0747でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7：30に1.0704まで下げた後は1.0720-60で上下して09：30は1.0719でした。
発表で1.0719から1.0813まで96pips急伸し、そこからも上昇が続いて10：30には1.0837まで上昇しました。
その後は1.0820近辺での小動きが続いて、1.0817でNYクローズとなりました。

左：豪ドル・NZドル－10分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は122.60-85での上下が続いていましたが、21：00からジリ下げとなり22：40からは下げ足を速めて122円台を割り、一旦リバって00：40に122.26まで戻したもののそこからは日経ナイトの急落やストップロスを巻き込んで再び売られて03：50には121.07まで下落しました。
その後は小幅戻して121.40でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：50に121.74まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10：10には121.27まで下落ました。
その後はゆっくりとした上げとなって、121.66で15時となりました。

左：ドル円－10分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足