米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2015年12月6日)

2015年12月5日

・昨夜に発表された米・11月雇用統計は予想を上回る結果で直後はドル買いになりましたが、すぐに押し戻されてからは前日にECBで大きく動いたこともあってドルは大きく動きませんでした。
・注目となっていたOPEC総会は産油量据え置きが決定され、原油先物が一時40ドルを割り込みましたが、下値模索の展開にはならずに40ドル近辺でクローズとなりました。
・豪ドル・ドルは発表直後に上下した後は発表時点からは小幅高い水準で引けました。
・豪ドル・円は豪ドル・ドルとドル円が上昇したことで発表時点からは約50pips程度高い水準で引けました。
・豪ドル・NZドルはNZドルの買い圧力が強く、売られる展開となって発表時点からは約80pips程度低い水準で引けました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2015年12月4日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2015年12月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間は0.7310-30で上下して22:30の米・雇用統計発表の時は0.7322でした。
発表直後に0.7322から0.7278まで急落しましたがすぐに反転して戻し、しばらく揉み合った後は逆に上昇力を強めて00:00には0.7384まで上昇しました。
その後は押し戻されて0.7340近辺でこう着となって、0.7342でNYクローズとなりました

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・欧州時間は89.70-90.05で上下して22:30は89.96でした。
発表直後に89.96から89.79まで下げた後はすぐに戻し、23:10からは豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて豪ドル・円も上げ出すと00:00の90.71まで上昇が続きました。
その後は押し戻されて90.30-55で上下して、90.40でNYクローズとなりました

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間は1.0930-60で上下して22:30は1.0940でした。
発表直後に1.0940から1.0974まで上昇しましたが、すぐに押し戻され、23:30から再び下げ始めて02:00の1.0863まで下落が続きました。
その後は1.0880近辺こう着となって1.0879でNYクローズとなりました

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間はジリ上げが続いて22:10には123.01まで上昇し、直前に下げて雇用統計発表の時は122.73でした。
発表で122.73から123.37まで64pips急伸しましたがすぐに押し戻されて122.80-123.10で揉み合いとなりました。
その後は小幅上げて123.20近辺で小動きとなって、123.11でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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