オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2022年7月14日)

 

 

2022年7月14日

 本日10:30にオーストラリアの6月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の3.00万人増を上回る8.84万人増、失業率は予想の3.8%から改善した3.5%の好結果となりました。
発表後しばらく豪ドル買いの流れが続きましたが、午後になると前日の6月米CPIが40年半ぶりの前年同月比9.1%上昇となったことで次回7/26-27に開催されるFOMCで1.00%の利上げ期待感が高まってドル買いが強まりました。

結果
10:30 6月新規雇用者数 予想:+3.00万人 結果:+8.84万人 (前回:+6.06万人))
10:30 6月失業率 予想:3.8% 結果:3.5% (前回:3.9%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤はジリジリと上昇して17:00の0.6772から21:15に0.6802まで上昇しましたが、21:30の6月米CPIが40年半ぶりの前年同月比9.1%上昇の結果を受けてドルが買われたため急落して21:40には0.6725まで下落しました。
その後米長期金利が急低下したことでドルが売られて00:15には0.6803まで上昇し、しばらく0.6780-95で揉み合った後、再びジリジリと下げ出して0.6757でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ってもジリ下げが続いて9:00に0.6730まで下落し、10:30の豪・雇用統計の時は0.6744でした。
発表直後に0.6744から0.6758まで上昇し、そこから更に豪ドルが買われて12:30には0.6785まで上昇しました。
その後はFOMCで1.00%の利上げ期待感が高まってドル買いの流れとなったため下げ出して14:40に0.6746まで下落し、0.6756で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤はジリジリと上昇して17:00の92.81から21:15に93.25まで上昇しましたが、21:30の6月米CPI発表後に92.51まで急落しました。
その後再び上げ出して00:15に93.37まで上昇した後はジリ下げが続いて92.86でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ってもジリ下げが続いて8:30に92.60まで下落し、そこから上げて10:30は92.98でした。発表直後に92.98から93.23まで上昇し、そこから更に上げて12:20には93.63まで上昇しました。
その後は93.60近辺での揉み合いが続き、93.52で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間序盤は1.1030-55で上下し、22:05に1.1064まで上昇した後は逆に下げ出して00:05には1.1015まで下落しました。その後は1.1015-35での小動きがひたすら続いて、1.1018でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1020近辺での小動きが続き、10:30は1.1021でした。
発表直後に1.1021から1.1055まで上昇し、そこから更に豪ドル買いで11:40には1.1068まで上昇しました。
しかしその後は逆に下落基調となり14:40に1.1035まで下落し、1.1043で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の21:30に発表された6月米CPIが40年半ぶりの前年同月比9.1%上昇の結果を受けてドルが買われて21:30の137.03から137.63まで急伸し、NYタイムに入ると一段と買われて23:05には137.86まで上昇しました。
その後は米長期金利が急低下したことでドルが売られて23:45に137.09まで急落し、そこからはジリジリと上昇して137.43でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると前日の6月米CPIが40年半ぶりの前年同月比9.1%上昇となったことで次回7/26-27に開催されるFOMCで1.00%の利上げ期待感が高まってドル買いの流れとなり、東京時間は上昇基調が続いて1998年9月以来の138円台に乗せて14:40には138.48まで上昇し、138.42で15時となりました。

左:ドル・円-5分足 右:ドル・円-1時間足
 

左:ドル・円-日足

 

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