豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2021年9月7日)

2021年9月7日

 13:30に発表された政策金利は予想通り0.10%で据え置きでしたが、当初の予定通りに週50億豪ドルから週40億豪ドルの割合に国債買い入れを引き下げ、また11月中旬までとした買い入れ期間を2022年2月までとしました。
発表直後は週50億豪ドルの買い入れを継続するのではとの憶測もあったことで豪ドルが買われましたが、豪国内でのデルタ株感染の影響で先行きの経済見通しに不透明感が強く、すぐに反転して豪ドルは売られました。

 

結果
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:0.10% 結果:0.10% (前回:0.10%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州・NYタイムは米国がレーバーデーで休場だったこともあり0.7425-40での小動きがひたすら続いて、0.7436でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00から上げ出して10:15に0.7456まで上昇しましたが、11:10からは押し戻されて13:30の政策金利の時は0.7441でした。
発表直後に0.7441から0.7468まで上昇しましたが、すぐに反転して14:05には0.7411まで下落し、0.7422で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州・NYタイムは16:20に81.83まで上昇した後は81.60-75での小動きがひたすら続いて、81.70でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00から一段上げて10:40に81.85まで上昇しましたが、その後押し戻されて13:30は81.71でした。
発表直後に81.71から81.98まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて14:05には81.38まで下落し、81.51で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州・NYタイムは1.0400-25での小動きがひたすら続いて、1.0417でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0410-30で上下し、13:30は1.0420でした。
発表直後に1.0420から1.0447まで上昇しましたが、すぐに反転して14:10には1.0411まで下落し、1.0421で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は16:00の109.82から上げ出して16:20に109.94まで上昇し、その後は109.80-95で上下し、NYタイムに入ると米国がレーバーデーで休場だったため動きが乏しくなり109.85近辺でのこう着がひたすら続いて109.85でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.75-85で上下し、11:50に109.68まで下落する場面がありましたが、すぐに109.80近辺に戻し、その後も109.75-85での小動きが続いて、109.82で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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