2021年9月16日

　本日10：30にオーストラリアの8月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の9.00万人減を下回る14.63万人減、失業率は予想の4.9%から改善した4.5%でした。
まちまちな結果だったこともあり、豪ドルは発表後に大きな動きはありませんでした。

結果
10:30　8月新規雇用者数　予想：-9.00万人　結果：-14.63万人　（前回：+0.22万人　修正値：+0.31万人））
10:30　8月失業率　予想：4.9%　結果：4.5%　（前回：4.6%）

 

 

豪ドル－ドル（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州・NYタイムは0.7310-40で方向感なく上下し、0.7333でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリとした上昇が続き、10：30の豪・雇用統計の時は0.7341でした。
発表直後に0.7341から0.7346まで小幅に上げたましたが、すぐに反転して11：10には0.7325まで下落し、その後は下落基調が続いて0.7315で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

 

豪ドル－円（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州時間序盤は円買いの流れとなり16：00の80.18から21：20には79.82まで下落しましたが、その後9月米NY連銀製造業景気指数が予想を大きく上回りドル円が反発したため逆に上昇基調となり80.20でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9：40に80.36まで上昇して10：30は80.29でした。
発表直後に80.29から80.33まで上昇しましたが、すぐに反転して11：10には80.03まで下落し、その後は豪ドル・ドルの下落に引っ張られて79.90で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

 

豪ドル－NZドル（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州・NYタイムは1.0300-15で狭いレンジの小動きが続き、1.0308でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとNZドルが4-6月期四半期GDPの好結果を受けて買われたため0.7：40に1.0276まで急落し、そこからは1.0285-1.0305での上下となり、10：30は1.0296でした。発表直後に1.0288-1.0300で小幅に振った後、1.0290近辺での小動きがひたすら続いて1.0290で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

 

ドル円（チャートは15:30時点）
・昨日の欧州時間は中国の大手不動産デベロッパーのデフォルト懸念からリスク回避の円買い・ドル売りの流れとなり16：00の109.50から21：20には109.11まで下落しましたが、9月米NY連銀製造業景気指数が予想を大きく上回ったことで米長期金利が上昇したため反発して03：20には109.45まで上昇し、109.37でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：30から上げ出して9：00に109.46まで上昇しましたが、10：00から下げ出して109.20-35での小動きが続き、109.23で15時となりました。

左：ドル・円－5分足　右：ドル・円－1時間足
　

左：ドル・円－日足