2020年9月17日

　本日10：30にオーストラリアの8月雇用統計の発表があり、新規雇用者数が予想の5.00万人減から11.10万人増となったことで発表直後に豪ドルが買われましたが、すぐに押し戻されてからは小幅な値動きが続いて15時となりました。

結果
10:30　8月新規雇用者数　予想：-5.00万人　結果：+11.10万人　（前回：+11.47万人　修正値：+11.92万人）
10:30　8月失業率　予想：7.7%　結果：6.8%　（前回：7.5%）

 

★本日早朝のFOMC後の動きは、FOMC直後のドルの動き（2020年9月17日）の記事に載せています。

 

★日銀金融政策決定会合後の動きは、日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き（2020年9月17日）の記事に載せています。

 

 

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間はジリ上げとなり16：00の0.7313から21：10に0.7342まで上昇し、そこからは0.7310-45で上下してFOMC声明発表前に一段下げて02：30には0.7296まで下落しました。
FOMC後の03：40に0.7331まで上昇した後はドル買いの流れとなり04：30に0.7277まで下落して0.7303でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると豪ドル売りで下げ出して9：40には0.7269まで下落し、10：30の豪・雇用統計の時は0.7277でした。
発表直後に0.7277から0.7310まで33pips急伸しましたが、すぐに反転して押し戻されて10：50には0.7262まで下落し、そこから更に下げて13：10には0.7255まで下落しました。
その後は小幅戻して0.7277で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

 

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は77.00-20で小動きが続き、21：30から下げ出して23：30に76.75まで下落しました。
そこからはリバって00：30に77.01までもどしましたが、再び下げ出し、FOMC後の04：30には76.44まで下落して76.68でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると豪ドルの下落で09：30に76.34まで下落し、10：30は76.45でした。
発表直後に76.45から76.78まで33pips急伸しましたが、すぐに押し戻されて10：50には76.35まで下落しました。
その後は11：51に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが円はほとんど反応せず、豪ドルの下げに引っ張られて13：00には76.22まで下落し、76.40で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

 

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間は1.0850-80で方向感なく上下し、NYタイムに入ると下げ出して02：30には1.0827まで下落しました。
FOMC後は1.0825-50での上下が続き、1.0845でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0840近辺で揉み合った後9：40に1.0825まで下落して10：30は1.0834でした。
発表直後に豪ドルが買われて1.0834から1.0881まで47pips急伸し、すぐに1.0859まで押し戻されて13：00には1.0850まで下落しました。
その後は小幅戻して1.0867で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間はFOMCでのハト派的な内容になることを警戒して欧州時間から円高・ドル安が進み、16：00の105.38から22：10には7月31日以来の安値となる104.80まで下落しました。
27：00のFOMC声明発表直後に104.79-105.07で振った後、パウエルFRB議長で追加緩和について踏み込んだ発言がなかったことでドル買いが強まり03：50に105.14まで上昇しましたが、NY株がFOMC後に軟調に推移していたため円買いに押されて109.98でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9：20に104.87まで下げた後は105.00-10でのこう着が続き、10:55に105.17まで上げる場面がありましたがすぐに押し戻されてました。
11：51に日銀金融政策決定会合の現状維持の結果発表がありましたが、反応はほとんどなく、その後は105.00-10でのこう着が続き、14：40から一段下げて104.97で15時となりました。

左：ドル・円－5分足　右：ドル・円－1時間足
　

左：ドル・円－日足