豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2019年9月3日)

2019年9月3日

 13:30に発表された政策金利は予想通りの据え置きで、発表後から豪ドルは買い基調が続いたまま15時となりました。

 

結果
10:30 4-6月期経常収支 予想:14億豪ドル 結果:59億豪ドル (前回:-29億豪ドル 修正値:-11億豪ドル)
10:30 7月小売売上高(前月比) 予想:0.2% 結果:-0.1% (前回:0.4%)
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:1.00% 結果:1.00% (前回:1.00%)

 

★RBA声明の全文を、オーストラリア中央銀行声明全文(2019年9月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日はNY市場がレイバーデーで休場だったことで欧州時間から動きが乏しく0.6710-30での小動きが続き、0.6714でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると米中貿易課札激化への懸念から豪ドルは売られて12:30の0.6686下落し、13:30の政策金利の時は0.6690でした。
発表直後に0.6690から0.6711まで急伸し、その後さらに上げて14:50に0.6719まで上昇し、0.6717で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日は欧州時間は71.35-55で上下していましたが、米国が1100億ドル分の中国製品に1日から15%の追加関税をかけた措置に対して世界貿易機関(WTO)に提訴するとの中国商務省の発表や「米中両国の通商交渉担当者は今月予定している会合日程を設定できていない」との一部報道が伝わり71.45から01:30には71.22まで下落し、その後は71.25-40での上下が続き、71.29でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると下げ基調が続き13:20に71.07まで下落し、13:30は71.07でした。
発表直後に71.07から71.35まで25pips急伸し、その後は71.30-40での小動きが続き、71.37で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日は欧州時間に入ると下げ出して16:10の1.0669から00:40には1.0634まで下落し、その後は1.0640近辺での小動きが続いて、1.0641でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0640-55で小動きが続き、10:30に1.0608まで急落しましたがすぐに戻してからはジリ上げとなって11:50に1.0666まで上昇し、発表直前に下げて13:30は1.0636でした。
発表直後に1.0636から1.0678まで急伸し、その後は1.0660-75での小動きが続き、1.0669で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日は欧州時間に入るとジリ上げとなり16:00の106.17から19:30に106.40まで上昇し、そこからは押し戻されて00:00に106.24まで下落しました。
00:40に米国が1100億ドル分の中国製品に1日から15%の追加関税をかけた措置に対して世界貿易機関(WTO)に提訴するとの中国商務省の発表や「米中両国の通商交渉担当者は今月予定している会合日程を設定できていない」との一部報道が伝わるとリスク回避の円買いの流れとなり01:30には106.05まで下落しました。
その後は106.20近辺でのこう着が続いて、106.17でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると106.20近辺で小動きの後9:00から上げ出して10:50には106.38まで上昇しました。
その後は106.25-38で上下し、106.24で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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