オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2019年7月18日)

2019年7月18日

 本日10:30にオーストラリアの6月雇用統計の発表があり、新規雇用者数が予想の1.00万人を下回る0.05万人増、失業率は予想通りの5.2%の結果となり、発表直後から早期利下げ観測は後退したとの見方から豪ドル買いの流れとなり、その後も高値水準を維持して15時となりました。

結果
10:30 6月新規雇用者数 予想:+1.00万人 結果:+0.05万人 (前回:+4.23万人 修正値:+4.53万人)
10:30 6月失業率 予想:5.2% 結果:5.2% (前回:5.2%)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は0.7010近辺で小動きでしたが、20:30からドル買いの流れとなったため下げ出して22:50に0.6995まで下落しました。
しかし00:00から逆にドル売りの流れとなり早いペースで上げ出して00:00に0.7023まで上昇し、その後は押し戻されて再び0.7010近辺での小動きとなって0.7009でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7010近辺で小動きが続き、10:30の豪・雇用統計の時は0.7011でした。
発表直後に0.7011から0.7026まで上昇し、すぐに押し戻されて11:00に0.7014まで下落しましたが、そこから再び上げ出して12:35には0.7032まで上昇しました。
その後一旦押し戻されて14:05に0.7026まで下落しましたが、そこから再び上げ出して0.7032で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はジリ下げとなり19:20の75.91から23:50には75.68まで下落しました。
しかし00:00から豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて02:00に75.91まで上昇し、その後は押し戻されて75.68でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると75.60-70で小動きでしたが、9:00から日経の下落と共に円高が進んだため10:30には75.44まで早いペースで下落しました。
発表直後に75.47から75.69まで急伸し、すぐに押し戻されて11:05に75.52まで下落しましたが、そこから反転して12:05の75.78まで上昇しました。
その後は75.70近辺での小動きが続いて、75.74で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は下げ基調となり16:00の1.0441から21:30には1.0404まで下落し、その後は1.0410近辺での小動きが続いて、1.0408でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0400-010近辺での小動きが続き、10:30は1.0398でした。
発表直後に1.0398から1.0420まで急伸し、そこから更に上げて12:05には1.0430まで上昇しました。
その後は小幅押し戻されて1.0420-25での小動きが続いて、1.0423で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨夜のドル円は欧州時間は108.20-30で小動きが続いていましたが、NYタイムに入るとNY株の下落や米長期金利の低下で一段下げて108.10近辺での小動きとなりました。
しかしNY株が引け後に急落したため107.95まで下落し、108.00でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると107.90近辺で小動きでしたが、9:00から下げ出し、9:50から下げ足を速めて10:05には107.63まで下落しました。
そこからは107.65-75で上下した後、午後になると107.70近辺での揉み合いが続き、107.68で15時となりました。

左:ドル・円-5分足 右:ドル・円-1時間足
 

左:ドル・円-日足

 

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