2019年7月6日
6月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の16.0万人増を上回る22.4万人増だったため、利下げ期待が後退して米長期金利の上昇、ドル買い、株売りの流れとなりました。
・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.7011から0.6995まで急落し、そこから更にドル買いの流れとなっため23:30の0.6956まで下げ続け、その後リバって0.6978でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は発表直後は75.72-89で小幅に振っただけでしたが、ドル買いの流れとなり豪ドル・ドルの下げに引っ張られて23:40には75.54まで下落し、75.71でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは発表直後に1.0501-35で振った後は1.0520-35での小動きがひたすら続いて、1.0528でNYクローズとなりました。
・ドル円は欧州時間からジリ上げとなり16:00の107.93から21:30の雇用統計の時には108.05まで上昇し、発表直後に108.05から108.40まで急伸し、そこから更にドル買いの流れとなり23:20には108.62まで上昇しました。
その後はNY株の下落で108.42まで下げましたが、すぐに戻して108.48でNYクローズとなりました。
★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2019年7月6日)の記事に載せています。
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★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2019年7月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)
豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7010-25で上下し、米・雇用統計の21:30は0.7011でした。
発表直後に0.7011から0.6995まで急落し、そこから更にドル買いの流れとなっため23:30の0.6956まで下げ続けました。
その後はリバって04:30に0.6982まで戻し、0.6978でNYクローズとなりました。
豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は75.75-90で上下し、21:30は75.78でした。
発表直後は75.72-89で小幅に振っただけでしたが、ドル買いの流れとなり豪ドル・ドルの下げに引っ張られて23:40には75.54まで下落しました。
その後はリバって03:40に75.80まで戻し、75.71でNYクローズとなりました。
豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリ上げが続いて16:00の1.0510から20:00に1.0528まで上昇し、21:30は1.0517でした。
発表直後に1.0501-35で振った後は1.0520-35での小動きがひたすら続いて、1.0528でNYクローズとなりました。
左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
ドル円(チャートは6:00時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間からジリ上げとなり16:00の107.93から21:30の雇用統計の時には108.05まで上昇しました。
発表直後に108.05から108.40まで急伸し、そこから更にドル買いの流れとなり23:20には108.62まで上昇しました。
その後はNY株の下落で108.42まで下げましたが、すぐに戻して108.55での小動きが続き、03:40に108.63まで上昇した後は押し戻されて108.48でNYクローズとなりました。