豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2019年4月2日)

2019年4月2日

 12:30に発表された政策金利は予想通り1.50%の据え置きで、直後に豪ドルは買われましたが、RBA声明の「理事会は状況を監視し、成長支援の政策を講じる」との内容に反応してすぐに反転して逆に売られてからは下落基調が続いたまま15時となりました。

 

結果
09:30 2月住宅建設許可件数 (前月比) 予想:-1.8% 結果:19.1% (前回:2.5% 修正値:2.3%)
09:30 2月住宅建設許可件数 (前年前月比) 予想:-27.0% 結果:-12.5% (前回:-28.6% 修正値:-28.9%)
12:30 RBAキャッシュターゲット 予想:1.50% 結果:1.50% (前回:1.50%)

 

★RBA声明の全文を、オーストラリア中央銀行声明全文(2019年4月2日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間は0.7110-30で上下していましたが、NYタイムに入ると一段下げて0.7100-15での小動きが続き0.7114でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7100-10での小動きが続き、9:30の2月住宅建設許可件数 (前月比)が予想を上回ったため0.7118まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて再び0.7100-10での小動きとなり、12:30の政策金利の時は0.7104でした。
発表直後に0.7104から0.7129まで急伸しましたが、すぐに反転して12:50には0.7081まで下落しました。
その後は13:10に0.7092まで戻しましたが再び売られて13:50に0.7077まで下落し、0.7080で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤は16:00の79.15から19:50の78.93までジリ下げが続き、NYタイムに入るとドル円の上昇に引っ張られて03:10には79.26まで上昇し、79.21でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると79.05-79.25での小動きが続き、9:30の2月住宅建設許可件数 (前月比)で79.27まで上げましたが、すぐに押し戻されて79.05-20での小動きとなり、12:30は79.12でした。
発表直後に79.12から79.40まで急伸しましたが、すぐに反転して12:40には78.85まで下落しました。
その後は13:10に78.99まで戻しましたが、再び売られて78.84で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間は1.0410-40で上下し、NYタイムに入ると1.0440近辺でこう着が続き、1.0445でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0460-80での小動きが続き、9:30の2月住宅建設許可件数ではほとんど反応なく12:30は1.0475でした。
発表直後に1.0475から1.0491まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて12:50には1.0449まで下落し、その後はジリ下げがひたすら続いて1.0437で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤はジリ下げとなり16:00の111.06から21:20に110.92まで下落し、21:30の2月小売売上高は予想を下回ったため110.80まで下落しました。
しかし23:00の3月ISM製造業景況指数が予想を上回ったため110.92から111.14まで急伸した後も米国株相場や米長期金利が上昇したためジリ上げが続いて01:50には111.44まで上昇し、111.34でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.30-45での小動きがひたすら続いて111.34で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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