オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2018年10月18日)

2018年10月18日

 本日10:30にオーストラリアの9月雇用統計の発表があり、新規雇用者数が予想の1.50万人増に対して0.56万人増と悪化しましたが、失業率が2012年4月以来6年半ぶりの水準となる5.0%に低下したため、豪ドルは発表直後に買われて一旦押し戻された後、再度買い直されました。
しかし13時過ぎから再び売られて行って来いになり15時となりました。

結果
10:30 9月新規雇用者数 予想:+1.50万人 結果:+0.56万人 (前回:+4.40万人 修正値:+4.46万人)
10:30 9月失業率 予想:5.3% 結果:5.0% (前回:5.3%)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は17:10に0.7158まで上昇した後は早いペースで下落して0.7120近辺で小動きとなり、23:40に0.7110まで下げた後は反転して01:40には0.7130まで上昇しました。
しかしその後はジリ下げが続いて0.7107でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7100-15での小動きとなり、9:30の豪・雇用統計の時は0.7114でした。
発表直後に0.7114から0.7129まで小幅上げましたが、そこからは押し戻されて10:30には0.7113まで下落して行って来いとなりました。
しかし再び上げ出して11:50には0.7136まで上昇しましたが、13:40から再び押し戻されて0.7123で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は17:10に80.33まで上昇した後は下落基調となり23:40の79.66まで下げ続けました。
そこからは反転して03:00に80.09まで上昇し、80.08でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると80.00-15での小動きとなり9:30は80.11でした。
発表直後に80.11から80.29まで小幅上げましたが、そこからは豪ドルの下落とドル円の下落に引っ張られて11:00には80.07まで下落して行って来いとなりました。
その後は豪ドルの上げに引っ張られて12:00に80.30まで上昇しましたが、13:30から再び下げ出して80.14で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州・NYタイムは1.0815-55で方向感なく上下し、1.0847でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0860近辺での小動きとなり、9:30は1.0861でした。
発表直後に1.0861から1.0890まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11:00には1.0872まで下落しました。
その後は1.0880近辺での小動きが続いた後13:20からジリ下げとなって14:50に1.0864まで下落し、1.0866で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は112.15-30で小動きでしたが、NYタイムに入りNY株と日経先物が下落したため23:40には112.01まで下落しました。
しかしその後はイタリア政府高官が「同国の2019年予算が欧州委員会に拒否され、格付け会社が同国を格下げする可能性がある」との報道でユーロ売り・ドル買いの流れとなってひたすらジリ上げが続き、112.67でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると112.55-70での揉み合いのなか9:40に112.72まで上昇しましたが、そこからは下落基調が続いて14:30には112.45まで下落し、112.48で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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