米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2018年1月6日)

 

2018年1月6日

 12月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想の19.0万人増を下回る14.8万人増、失業率と平均時給は予想通りの結果でした。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後にドル売りによって0.7840から0.7866まで26pips急伸しましたが、すぐに押し戻されて23:50には0.7847まで下落し、その後はじり上げが続いて0.7873まで上昇した後、6時から押し戻されて0.7861でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は発表直後に88.81から88.97まで16pips上昇しましたが、そこからは押し戻されて23:55には88.80まで下落しました。
その後は4時過ぎからジリ上げとなって89.08まで上昇しましたが、6時から急速に押し戻されて88.88でNYクローズとなりました。

豪ドル・NZドルは雇用統計直前にNZドルが急伸したため1.0906まで急落し、発表直後も1.0875まで下落しましたが、そこからは切り返して23:05には1.0957まで上昇しました。
その後は小動きがひたすら続いて1.0962でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計までは上昇基調となり、発表直後に113.28から113.01まで27pips急落しましたが、すぐに切り返して23:50には113.26まで上昇しました。
しかしその後はジリジリとした下げがひたすら続いて113.05でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2018年1月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2018年1月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.7830-55での小動きが続き、22:30の雇用統計の時は0.7840でした。
発表直後にドル売りによって0.7840から0.7866まで26pips急伸しましたが、すぐに押し戻されて23:50には0.7847まで下落しました。
その後0.7845-60で上下した後、02:30からはじり上げが続いて05:20には0.7873まで上昇しました。
06:00から引けにかけて売られて0.7861でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤はドル円の上昇に引っ張られて16:00の88.62から19:20には88.88まで上昇し、22:30は88.81でした。
発表直後に88.81から88.97まで16pips上昇しましたが、そこからは押し戻されて23:55には88.80まで下落しました。
その後は88.85近辺でのこう着が続き、04:20からはジリ上げとなって05:30には89.08まで上昇しましたが、06:00から急速に押し戻されて88.88でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は1.0950-65での小動きが続いていましたが、直前にNZドルが急伸したため22:25に1.0906まで急落して22:30は1.0906でした。
発表直後に1.0906から1.0875まで29pips急落しましたが、すぐに切り返して23:05には1.0957まで上昇しました。
その後は1.0950-65での小動きがひたすら続いて1.0962でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤はジリ上げとなって16:00の113.08から22:20には113.29まで上昇し、22:30の雇用統計の時は113.28でした。
発表直後に113.28から113.01まで27pips急落しましたが、すぐに切り返して23:50には113.26まで上昇して雇用統計後の下落分が行って来いとなりました。
その後00:50からはジリジリとした下げがひたすら続いて113.05でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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