米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2016年9月3日)

2016年9月3日

・昨日21:30に発表された米・8月雇用統計は非農業部門雇用者数・失業率共に予想に届かなかったため、発表直後はドル売りとなりましたが、すぐに反転して逆にドル買いの流れとなりました。
またNY株が堅調に上昇したことや仕掛け的な円売りの流れも加わりました。
・豪ドル・ドルは発表直後にドル売りで急伸しましたが、その後のドル買いによって押し戻されて雇用統計の上昇分が行って来いとなりました。
しかし23:05からドル買いの流れが強まり急速な下げとなって23:35には0.7539まで下落しました。
その後はジリジリと戻して01:40には0.7569まで上昇し、0.7560-70での小動きとなって0.7569でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は円売りに引っ張られて上昇が続き、高値圏でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは大きな動きはありませんでした。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2016年9月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2016年9月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・昨日の欧州時間序盤は0.7535-50での小動きが続き、22:25から一段上げて21:30の雇用統計の時は0.7559でした。
発表で0.7559から0.7607まで急伸して21:35には0.7614まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて22:00の0.7569まで下落し、0.7580-95での揉み合いとなりました。
しかし23:05からドル買いの流れが強まり急速な下げとなって23:35には0.7539まで下落しました。
その後はジリジリと戻して01:40には0.7569まで上昇し、0.7560-70での小動きとなって0.7569でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・昨日の欧州時間序盤は78.10-25での小動きが続き、雇用統計直前に下落して21:30は78.03でした。
発表直後に78.03から78.45まで急伸し、21:35に78.20まで押し戻されましたがそこからはドル円の上昇に引っ張られて00:40の78.74まで上げ続けました。
その後は78.55-75での小動きが続き、78.74でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・昨日の欧州時間序盤は1.0340-60での小動きが続き、21:25に一段下げて21:30は1.0331でした。
発表で1.0321-49を上下した後1.0340近辺で揉み合いとなりましたが、22:35からジリ上げとなって00:20には1.0376まで上昇しました。
その後は1.0370近辺での小動きが続いて、1.0375でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・昨日のドル円は17:35に103.70まで上げた後はジリ下げとなって20:25には103.43まで下落し、21:25から一段下げて21:30の雇用統計の時は103.30でした。
発表直後に103.30から102.90まで急落して21:35には102.79まで下落しましたが、そこからは反転して22:00の103.78まで急速に上昇しました。
一旦103.43まで押し戻された後、NY株が堅調な動きだったことや仕掛け的な円売りの流れも加わり23:00から再び上げ出して23:40の104.32まで上昇が続きました。
その後は104.20近辺で小動きでしたが、01:20から下げ出して02:00には103.83まで下落してからは103.90-104.10での小動きとなって、104.02でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足