米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2016年5月7日)

2016年5月7日

・昨日21:30に発表された米・4月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を下回ったことでドル売りになりましたが、すぐに反転して雇用統計直後の下落分が行って来いとなり、更に2時にニューヨーク連銀ダドリー総裁の年内2回の利上げを支持する発言でドル買いの流れとなりました。 しかし豪ドルは10:30のRBA・四半期金融政策報告でインフレ見通しを下方修正したことで急落していたこともあり、雇用統計で大きな動きはありませんでした。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2016年5月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2016年5月7日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間は0.7360-90で上下して、21:30の米・雇用統計の時は0.7363でした。
発表で0.7363から0.7388まで25pips上げた後すぐに押し戻されて21:40には0.7336まで下げました。
その後は0.7360近辺での小動きが続いて0.7366でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間は78.80近辺でこう着となり、直前に下げて21:30は78.64でした。
発表で78.64から78.15まで下落しましたが、その後は戻して22:50には78.78まで上昇し、778.40-60での小動きとなりました。
しかし2時のダドリー総裁発言でドル円が上昇したことに引っ張られて豪ドル・円も上げ出して04:10には78.98まで上昇し、78.89でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間は1.0760近辺での小動きとなり21:30は1.0755でした。
発表で1.0755から1.0731まで下げましたがすぐに反転して21:40には1.0784まで上昇しました。
その後はジリ下げとなって02:20には1.0740まで下落し、そこからは小幅戻して1.0768でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・昨夜のドル円は欧州時間は106.90近辺での小動きが続き、雇用統計発表直前に下げて21:30は106.74でした。
発表で106.74から106.43まで急落し106.50近辺で揉み合っていましたが、22:00から切り返して22:40には106.96まで上昇して雇用統計後の下げが行って来いとなりました。
その後は押し戻されて106.55-75で上下していましたが、2時からはニューヨーク連銀ダドリー総裁の年内2回の利上げを支持する発言が伝わったことによるドル買いの動きやNY株が堅調な展開になったことで02:00から上げ出して04:10には107.22まで上昇し、107.08でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA