先週末のNY暴落を受けた週明け東京時間の豪ドル+ランドの動き（2015年8月24日

2015年8月24日

・先週金曜日は世界的な株安になりダウは1997年10月に次ぐ過去9番目の下げ幅の暴落となり、ドル円はリスク回避の円買いで下落して一時は122円台を割り込みましたが豪ドルは大きく売られることはありませんでした。。
・しかし本日の東京時間に入ると、早朝に仕掛け的なランドなどの新興国通貨売りが強まり高金利通貨の豪ドル、NZドルも売り込まれ、更に円買いも強まったことで特にました豪ドル・円は相乗効果で大幅に急落しました。

★NY豪楽を受けてのドル円の動きは、先週末のNY暴落を受けた週明け東京時間のドル円の動き（2015年8月24日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・先週金曜日は16：00の0.7304から上げ出して20：00には0.7359まで上昇し、その後は0.7320-50で上下して引け前に下落して0.7310でNYクローズとなりました。
東京時間7時は7pips下窓の0.7303で始まり、南アランドなど新興国通貨が急落した流れで高金利通貨の豪ドルも急落して8：10には0.7249まで54pips下落しました。
その後もジリジリと下げ、11：40には急落して0.7200まで下落しました。
そこからは小幅戻して0.7220-40で上下して0.7234で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日は90.00近辺で小動きが続いていましたが、ドル円の下げに引っ張られて23：50から下げ出して02：00には89.32まで下落し、89.24でNYクローズとなりました。
東京時間7時は15pips下窓の89.09で始まり、豪ドル売りと円買いの動きが強まったことで豪ドル・円は8：10には87.84まで125pipsもの急落をしました。
その後もジリジリと下げ、11：40には急落して86.94まで下落しました。
そこからは小幅リバって87.61で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・先週金曜日はジリ下げが続いて00：00には1.0942まで下落し、その後は1.0940-60で上下して1.0930でNYクローズとなりました。
東京時間7時は13pips上窓の1.0943で始まり、豪ドル売りとNZドル売りの動きが強まったことで豪ドル・NZドルは小幅下げて5：50には1.0914まで下落しました。
その後は1.0920-70での上下が続いて、1.0953で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円はリスク回避の円買いの動きが強まって欧州・NYタイムは速い下げ足で下落して02：00には121.79まで大幅下落して122.06でNYクローズとなり、東京時間15：00の122.94からは86pips下落ました。
・東京時間7時は15pips下窓の121.95で始まり、リスク回避の円買いの動きが強まったことで8：10には121.17まで78pips急落しました。
その後はリバって13：10には121.26まで戻りましたが、再び下げて14：10には120.84まで下落した後は小幅上げて121.10で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　