2015年8月24日
・先週金曜日は世界的な株安になりダウは1997年10月に次ぐ過去9番目の下げ幅の暴落となり、ドル円はリスク回避の円買いで下落して一時は122円台を割り込みました。
・本日の東京時間に入ると早朝に仕掛け的な円買いやランドなどの新興国通貨売りとなってドル円は急落し、その後も東京株式市場が下げ幅を拡大していったことでドル円も売られて12時前には121円を割り込みました。
またユーロはリスク回避通貨として先週から買われる流れが本日の東京時間も続いてユーロドルは上昇しました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円はリスク回避の円買いの動きが強まって欧州・NYタイムは速い下げ足で下落して02:00には121.79まで大幅下落して122.06でNYクローズとなり、東京時間15:00の122.94からは86pips下落ました。
・東京時間7時は15pips下窓の121.95で始まり、リスク回避の円買いの動きが強まったことで8:10には121.17まで78pips急落しました。
その後はリバって13:10には121.26まで戻りましたが、再び下げて14:10には120.84まで下落した後は小幅上げて121.10で15時となりました。
ユーロドル(チャートは15:00時点)
・先週金曜日はリスク回避のユーロ買いで終日ジリ上げが続いて1.1386でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ってもユーロ買いの流れは続き12:00には1.1498まで上昇し、そこからは押し戻されて1.1436で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
押しを入れながら上昇しました。
米国10年債利回り(チャートは8:45時点)
大きな動きはありませんでした。
左:米国10年債利回り-5分足 右:米国10年債利回り-日足
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,459.75(-530.94)
NASDAQ 4,706.04(-171.45)
先週金曜日のNY株は中国経済減速をきっかけとした世界同時株安の様相となり、終日下げ幅を拡大する展開となり、ダウは1997年10月に次ぐ過去9番目の下げ幅の暴落となりました。 またCME清算値は19,000円を割り込み、原油先物は一時約6年半ぶりに40ドルを割り込む下げとなりました。