連日のNY暴落を受けた東京時間の豪ドルの動き(2015年8月25日)

2015年8月25日

・昨日は先週金曜日に続いて世界同時株安・原油などの商品安となり、リスク回避の動きが強まったことで高金利通貨の豪ドル、NZドル、また新興国通貨が強烈に売られました。
豪ドルは22時過ぎに仕掛け的な売りによって急落し、円も同時に買われたため豪ドル・円は415pipsもの大急落となりましたが、その後はほぼ全戻し近くまで戻す乱高下となりました。
・本日の東京時間は方向感なく上下する動きとなりました。

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・・昨日の欧州時間序盤は0.7210-40で上下していましたが、22:00から下げ出して22:10には0.7194から0.7035まで159pipsの急落をしました。
しかしすぐに反転して22:15には0.7177まで上昇し、そこからは上昇基調になって23:25には0.7249まで上昇しました。
その後0.7180-0.7230で上下し、明け方にかけてジリ下げとなって0.7148でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると6:40に0.7128まで下げた後は逆にジリ上げとなって11:30には0.7232まで上昇しましたが、そこからは反転して下げ出し14:50には0.7171まで下落し、0.7181で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-10分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・・昨日の欧州時間序盤はジリ下げが続き、22:00からは下げ足を速め、22:10には85.81から81.66まで415pipsの強烈な急落をしました。
しかしすぐに反転して22:15には84.21まで上昇し、そこからは上昇基調になって23:25には86.21まで上昇しました。
その後は押し戻されて00:15に84.70まで下落した後はジリ上げとなって02:15には86.27まで上昇しました。
しかしそこからは逆にジリ下げとなって04:00には84.81まで下落し、84.68でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7:20に84.47まで下げた後はジリ上げとなり11:20には86.85まで上昇しました。
しかしそこからは逆に下げ出して14:50には85.28まで下落し、85.44で15時となりました。

左:豪ドル・円-10分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・・昨日の欧州時間序盤はジリ上げが続き、22:00から上げ出し22:10には1.1065から1.1565まで500pipsの強烈な急騰をしました。
しかしすぐに反転して22:15には1.0977まで急落しました。
その後は1.1010-1.1110の幅広いレンジで上下して1.1028でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって8:20には1.1120まで上昇し、そこからは1.1050-1.1110での上下を繰り返して、1.1059で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-10分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・ドル円はリスク回避の円買いが欧州時間も続き、22:10からストップ狩りで118.89から115.92まで297pipsの急落となり、そこからは119.00近辺まで急速に戻し、02:15には119.46まで上昇して、118.43でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると118.50近辺で揉み合いの後8:20から上げ出して10:50には120.09まで上昇しました。
その後120.00近辺で小動きでしたが、13:30から下げ出して118.95で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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