米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2015年8月8日)

2015年8月8日

 8/7(金)の米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を下回りましたが、過去2カ月分の雇用者数が上方修正されたことで発表直後はドル買いとなりましたが、債券買い(利回り低下)の流れになったことでドル売りが強まりました。
豪ドル・ドルはドル売りで上昇、豪ドル・円はドル円は下落したものの豪ドル・ドルに引っ張られて上昇、豪ドル・NZドルはNZドルが買われたことで下落となりました。

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2015年8月7日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2015年8月8日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間序盤はジリ上げとなって21:20には0.7396まで上昇し、雇用統計発表の21:30は0.7384でした。
発表で0.7384から0.7351まで33pips急落し、更に下げて22:20には0.7330まで下落しました。
しかしそこからはドル売りの流れとなったため反転上昇して23:40には0.7394まで上昇し、更にジリ上げとなって02:50には0.7416まで上昇しました。
その後は高値圏で小動きとなって0.7417でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間序盤はジリ上げとなって21:20には92.20まで上昇し、21:30は92.03でした。
発表で92.03から91.85まで18pips急落し、更に下げて22:20には91.57まで下落しました。
しかしそこからはドル売りの流れで豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて反転上昇して23:40には92.08まで上昇しました。
その後は91.90-92.10で小動きとなり、92.15でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間序盤は1.1220-40で小動きとなって、21:30は1.1214でした。
発表で1.1214から1.1239まで25pips急落し、1.1220-50で上下していました。
しかし23:35から一段下げて1.1210近辺でこう着となり、2:45から再び下げ出して03:50には1.1167まで下落しました。
その後は戻して05:30には1.1205まで上昇し、1.1195でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
 昨日の欧州時間序盤は124.65-85で小動きとなって、雇用統計発表直前に下げて21:30は124.52でした。
発表直後は非農業部門雇用者数が予想を下回ったために124.27まで下落しましたが、過去2カ月分の雇用者数が上方修正されたことですぐに反転上昇となって125.06まで79pips急伸して、しばらく124.70-125.00で揉み合っていました。
しかし23:25から下げ出して00:45には124.10まで下落し、その後は124.10-30で小動きとなって、124.22でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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