日銀黒田総裁会見骨子(2015年5月22日)

2015年5月22日

本日5/22(金)に行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見骨子です。
(時事通信より転載)

・個人消費の底堅さが増している
・景気、緩やかな回復続けている
・経済の先行き、緩やかな回復を続けていく
・物価、当面0%程度で推移するとみられる
・物価2%程度到達、16年度前半頃になる
・QQE、所期の効果を発揮=物価2%安定持続に必要な時点まで継続
・上下双方向のリスク要因点検し、必要な調整行う
・1~3月GDP、家計・企業ともに前向き循環メカニズムしっかり作用
・景気判断を若干前進させた
・金融政策について特別に変わったことになるとは思っていない
・国全体として財政運営の信認しっかり確保すること必要
・政府の財政健全化の取り組みが着実に進むこと期待
・消費増税の駆け込みの反動は収束した
・実質所得さらに伸び高め、消費も底堅く推移しさらに伸びを高めると期待
・消費増税の影響、100%なくなったかはもう少し見ないと分からない
・在庫投資のプラス、今後の経済成長にマイナスになることはない=GDP
・最終需要は着実に伸びている=GDP
・現時点で資産市場や金融機関行動に過度な期待の強気化を示す動き観察されず
・現時点で追加緩和が必要だとは考えていない
・物価の基調を十分点検して必要があると認めれば当然、躊躇なく調整
・金融政策、追加的なものを具体的に考えているわけではない
・その時点で最も適切なことを行うが内容に具体的な考えない=追加緩和の場合
・具体的にQQEからの出口を議論するのはまだ時期尚早
・潜在成長率、足元では0%台半ば
・潜在成長率、それほど時間がかからずに1%台に戻る可能性は高い
・潜在成長率2%、容易ではないが不可能ということでもない
・QQEの波及メカニズムの考え方、導入当初から変わっていない
・予想物価上昇率、1%台半ばか、1%台前半の数字が色々な形で出ている
・先行き、国債買い入れに支障きたす事情があるとは考えていない
・昨年10月末の緩和拡大決定は適切だったと思っている

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA