豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動きとムーディーズ日本国債格下げ(2014年12月2日)

2014年12月2日

本日RBA政策金利発表があり、結果は据え置きで、RBA声明で豪ドル高牽制の内容ではなかったことで、発表直後は急伸し、すぐに反転下落して行って来いとなりましたが、再び上げ出して発表直後の上髭を抜いて上昇しました。

 

結果
09:30 10月住宅建設許可件数 [前月比] 予想:+5.0% 結果:+11.4% (前回:-11.0% 修正値:-11.2%)
12:30 RBAキャッシュターゲット 予想:2.50% 結果:2.50% (前回:2.50%)

 

 RBA声明抜粋
・最も賢明な経路は政策金利の安定である可能性
・為替レートはドル高を大部分反映して最近低水準で取引されている
・ただ、特に最近数カ月の商品価格の一段の下落を考慮すると、豪ドルはファンダメンタルの価値の大半の推計を依然として上回っている
・低い為替レートはバランスのとれた経済成長を達成するため必要とされる可能性

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日17:30にムーディーズが日本国債格下げでドル売りの流れとなり、豪ドル・ドルは17:30の0.8455から2:30には0.8529まで上昇し、そこからは押し戻されて0.8488でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.8475-0.8500で上下し、RBA政策金利発表の時は0.8471でした。
発表で0.8471から0.8508まで37pips上げましたが、すぐに反転下落となり12:40には0.8469まで下落しました。
その後、再び上げ出して13:05には0.8526まで上昇し、13:55には0.8498まで下落しましたが、再び上昇して、0.8515で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日17:30のムーディーズ日本国債格下げでドル円急落、豪ドル・ドル急伸の動きだったため豪ドル・円は相殺されて17:30の100.40から100.65まで上げた後はすぐに戻ってきた後は、押す場面がありましたが上昇基調となり、3:00には100.78まで上昇し、そこからは押し戻されて100.51でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなり8:50には100.27まで下落しましたが、そこからは小幅戻して100.40-50で小動きとなり、RBA政策金利発表の時は100.33でした。
発表で100.33から100.76まで44pips上げましたが、すぐに反転下落となり12:40には100.36まで下落しました。
その後、再び上げ出して13:20には100.93まで上昇し、13:55に100.68まで押した後、再び上昇して100.86で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日17:30のムーディーズ日本国債格下げではほとんど反応はなく1.0780-1.0805で上下し、00:30には1.0757まで下落しましたが、そこからはジリジリとした上げとなり、1.0786でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8:10に1.0804まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて1.0770-780で小動きとなり、RBA政策金利発表の時は100.33でした。
発表で100.33から100.76まで44pips上げましたが、すぐに反転下落となり12:40には100.36まで下落しました。
その後、再び上げ出して13:25には1.0809まで上昇し、13:55には1.0788まで押した後再び上昇して、1.0799で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・ドル円は17:30にムーディーズが日本国債格下げの発表で、直後は119.13まで急伸しましたが、すぐに反転下落して17:45には118.18まで急落しました。
その後18:15には118.07まで下落し、そこから一旦リバりましたが再び下げ出して00:00には117.84まで下落し、そこからは戻して118.38でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリと上げていき、100.35-50での小動きが続いて118.44で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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