ムーディーズ日本国債格下げ直後のドル円の動き（2014年12月1日）

2014年12月1日

昨日（12/1）の17：30にムーディーズが日本国債の格下げを発表し、直後にドル円は上昇しましたが、すぐに反転下落となり、0時前には118円を割り込みましたが、その後は戻して118円前半でNYクローズとなり下げ幅を縮小しました。

・米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、日本の長期国債の格付けを「Ａａ３」から「Ａ１」に１段階引き下げた。
・格付けの見通しは「安定的」。
・ムーディーズは「財政赤字削減目標の達成可能性に関する不確実性の高まり」を格下げの理由に挙げた。

ドル円（チャートは7:00時点）
昨日の東京時間は118.90近辺での小動きが続き、欧州時間に入ると小幅下げて16：35には118.65まで下落した後はジリジリと戻していました。
しかし、17：30にムーディーズが日本国債格下げの発表があり、直後は119.13まで急伸しましたが、すぐに反転下落して17：45には118.18まで急落しました。
その後18：15には118.07まで下落し、そこから一旦リバりましたが再び下げ出して00：00には117.84まで下落し、そこからは戻して118.38でNYクローズとなりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足

ユーロドル（チャートは7:00時点）
17：30のムーディーズ発表直後に1.2434から17：45には1.2474まで急伸し、一旦1.2437まで下落しましたが、すぐに反転上昇となり19：10には1.2477まで上昇しました。
その後も上昇が続き23:50には1.2506まで上昇し、1.2470-1.2500で上下し、1.2467でNYクローズとなりました。

左：ユロドル－5分足　右：ユロドル－1時間足
　