米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年11月9日)

2014年11月9日

金曜日の米・雇用統計発表で、ドル売りの流れになったことで豪ドル・ドルは上昇、豪ドル円はドル円との板挟みになり小動き、豪ドル・NZドルは小幅下落、ドル円は一時100pips超の下落となりました。

豪ドル・ドルについては、日足ベースで揉み合いから下抜けしていましたが、雇用統計で小幅ながら反発した形となりました。
大局的にはドル買いはまだまだ続くとは思うのですが、先週のFOMC,日銀追加緩和から急速に進んだドル買いの強い流れが止まって一旦反転するのか、はたまた買い継続になるのかを見極めていきたいところです。

 

結果
22:30 7月非農業部門雇用者数 予想:+23.5万人 結果:+21.4万人 (前回:+24.8万人 修正値:+25.6万人)
22:30 6月失業率 予想:5.9% 結果:5.8% (前回:5.9%)

 

 ★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2014年11月8日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年11月7日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
欧州時間はジリ上げとなり19:50には0.8603まで上昇した後小幅下げて、22:30の雇用統計発表の時は0.8581でした。
発表で0.8581から0.8633まで52pips急進しましたが、すぐに下げて22:45には0.8565まで下落しました。
しかし、すぐに再び反転上昇となり23:55には0.8635まで上昇し、そこからは一旦0.8610近辺まで下げた後はジリ上げとなり3:50には0.8656まで上昇しました。
その後、0.8630-45で小動きとなり0.8627でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
欧州時間は豪ドル・ドルの上げに引っ張られてジリ上げとなり19:10には99.10まで上昇し、22:30の雇用統計発表の時は98.97でした。
発表で98.97から98.75で22pips下落しましたが、すぐに戻ってきて下げて22:35には99.15まで上昇し、しばらく98.85-99.15で上下していました。
その後は豪ドル・ドルの上昇とドル円の下落との板挟みになり豪ドル・円は動きが乏しくなり、98.80-99.00で上下して、98.89でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
欧州時間はジリ上げとなり18:50には1.1170まで上昇した後小幅下げて、22:30の雇用統計発表の時は1.1155でした。
発表では大きな動きはなく1.1139-55で振れた後はジリ下げとなり1:50には1.1134まで下落しました。
一旦1.1150近辺まで戻る場面がありましたが、引けにかけては下落して1.1129でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
昨夜の欧州時間は115.10-30で上下し、直前の雇用統計直前の22:25には115.50まで上昇して発表の22:30は115.27でした。
発表で115.27から114.52まで75pips急落しましたが、すぐに反転上昇して22:45には115.41まで上昇しました。
しかしそこからはジリ下げとなり00:00には114.45まで下落し、114.99まで戻った後は再び下げて3:50には114.24まで下落しました。
その後小幅戻して114.62でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

左:ドル円-日足

 

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