中国CPI・PPI発表後の豪ドルの動き(2014年10月15日)

2014年10月15日

本日の10:30に中国CPIとPPIが発表され、結果は予想よりも悪化していましたが、発表までに下げが続いたこともあり、直後に小幅下げた後はジリ上げとなりました。

今週は豪ドルの大きな指標はありませんが、各通貨のボラティリティがとても大きくなっているのと、NY株式市場が変調をきたしていますので、十分に注意してトレードをしていきたいところです。

結果
10:30  中国・9月生産者物価指数 [前年比] 予想:-1.6% 結果:-1.8% (前回:-1.2%)
10:30  中国・9月消費者物価指数 [前年比] 予想:+1.7% 結果:+1.6% (前回:+2.0%)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は早いピッチの下げが続き、NYタイムでは0.8720-30で小動きでしたが、3:20から再び下げ出して4:10には0.8692まで下落し、0.8708でNYクローズとなりました。
・東京時間に入っても下げが続いて、中国指標発表の10:30は0.8684でした。
発表直後に0.8674まで小幅下げましたが、そこからは切り返して上昇となり10:50には0.8713まで上昇し、更に上げて13:10には0.8723まで上昇しました。
その後、13:50に0.8704まで押しましたが再び上げとなり14:20には0.8736まで上昇し、0.8730で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-10分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は豪ドル・ドルの下げに引っ張られて豪ドル・円も早いピッチの下げが続き、18:50には93.19まで下落し、21:30には93.70までリバってNYタイムでは93.40-50で小動きでしたが、3:20から再び下げ出して4:20には92.96まで下落し、93.25でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとしばらくは93.30-50で上下していましたが、9:35から下げ出して10:30は93.08でした。
発表直後に92.97まで小幅下げましたが、そこからは切り返して上昇となり11:05には93.35まで上昇し、更に上げて13:30には93.54まで上昇しました。
その後は堅調な上昇となり15:00の93.72まで上げ続けました。

左:豪ドル・円-10分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はジリジリとした下げが続き、23:20には1.1090まで下落し、そこからは1.1100-110で小動きとなり1.1102でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1100-120で上下して、中国指標発表の10:30は1.1111でした。
発表後の10:40には1.1126まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて1.1110-20での小動きとなりました。その後、13:30から上昇となり15:00の1.1140まで上げ続けました。

左:豪ドル・NZドル-10分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日は17:30から下げ出して107.23から20:30には106.67まで下落し、その後は戻して106.90-107.20で上下して107.30でNYクローズとなりました。
東京時間に入った途端に上げ出して8:30の107.40まで上昇しましたが、そこからはジリ下げとなり11:25には107.04まで下落し、107.00-05で揉んでいました。
その後は上げとなり14:45には107.34まで上昇し、107.29で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

 

左:ドル・円-日足

 

米国10年債権利回り(チャートは13:00時点)
NY株下落や欧州の景気減速懸念で安全資産の債券が連日買われています。
昨夜は一時2.176%まで債利回りが低下しました。

左:米国10年債権利回り-日足 右:米国10年債権利回り-週足
 

 

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