オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年10月9日)

2014年10月9日

本日9:30に発表された豪・雇用統計がプラス予想がマイナスの結果となり、直後に豪ドル・ドルは売られましたが、すぐに切り返して下髭を形成し、全戻し後も更に上昇しました。

昨夜のFOMC議事要旨でドル高牽制の内容だったことや、明日のG20でドル高の問題について協議する予定とも報道されていることで、ドル売りの動きが強まったことも豪ドルが下落しなかった要因となりました。

★FOMC議事要旨後のドルの動きは、FOMC議事要旨発表後のドルの動き(2014年10月9日)の記事に詳しく書いています。 (下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

結果
9:30 豪・9月新規雇用者数 予想:+1.55万人 結果:-2.97万人 (前回:+3.21万人)
9:30 豪・9月失業率 予想:6.1% 結果:6.1% (前回:6.1% 修正値:6.0%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の18:10にあ0.8817を付けた後は下げ始めてFOMC議事録発表直前の3:00の0.8730まで下げ続けました。 発表でドル売りが強まり0.8730から0.8791まで61pips急進し、5:15には0.8850まで上昇して0.8830でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.8830-50で上下していましたが、豪・雇用統計発表目前に下落して9:30の発表時間は0.8817でした。
発表で0.8817から0.8784まで33pips急落した直後に切り返して下髭を作り、10:00には0.8854まで上昇しました。
その後、0.8850近辺でもんだ後、12:10に一段上昇して0.8880近辺での揉み合いとなり、0.8866で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は95.00-10で小動きでしたが、20:00から下げ出して00:00には94.69まで下落し、そこからは小幅リバって3:00は94.94でした。
発表で94.94から95.25まで31pips急伸した後も上昇が続き5:00には95.68まで上昇し、95.56でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、95.50-70で上下し、9:30の豪・雇用統計発表の時は95.50でした。
発表で95.50から95.14まで急落した直後に切り返して下髭を作り、10:00には95.75まで上昇しました。
その後、95.60-80で上下し、95.68で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間前半は1.1250近辺で小動きでしたが、20:40から下げ出して3:40の1.1166まで下げ続け、1.1173でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると、1.1160-90で上下し9:30の豪・雇用統計発表の時は1.1164でした。
発表で1.1164から1.1126まで40pips急落した直後に切り返し、10:00には1.1171まで上昇しました。
その後、1.1160近辺で揉んだ後11:15から小幅上げて11:50には1.1181まで上昇し、1.1170近辺で小動きとなって1.1168で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨夜も荒っぽい展開となり、欧州時間に入ると下げ出して18:00に107.82まで下落した後は一転上昇となって20:10には108.38まで上げて、再び下げ出して22:00に107.99まで下落しました。
その後は再度上昇して2:50には108.74まで上昇しましたが、FOMC議事録を受けて急落し、3:10には108.06まで下落し、108.13でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.00-30で上下を繰り返し、9:30には108.32まで上昇しましたが、そこからはリバを交えながら下げていき、107.90近辺で揉み合いとなって、13:50には107.79まで下落し、小幅リバって107.92で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

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