日銀黒田総裁会見詳細(2014年10月7日)

2014年10月7日

10/7(火)に行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見詳細です。
(時事通信より転載)

・景気、生産面中心に弱めの動きみられるが、基調的には緩やかに回復
・一部業種に在庫調整の動き
・所得から消費への前向きな循環メカニズムはしっかりと作用し続けている
・輸出の先行き、海外経済回復や円安下支えに緩やかな増加に向かう
・個人消費、自動車など耐久財以外では反動減の影響が和らいできている
・物価、見通し期間の中盤ごろに2%に達する可能性高い
・上下双方向のリスク点検し、必要な調整を行う=金融政策運営
・企業・家計両部門で前向きな循環メカニズムはしっかり働いている
・7~9月期成長率、4~6月期のマイナスから基本的にはプラスに転じる
・為替レートの現在の水準や先行きについては言及避ける
・為替動向含め金融資本市場の動向を引き続き注意深くみていく
・量的・質的金融緩和、今のところは所期の効果発揮=必要なら追加緩和検討
・量的・質的金融緩和、2%物価が安定的に持続するために必要な時点まで継続
・物価だけ上がって実質成長が上がらないのは好ましくない
・金融緩和とともに機動的な財政運営や成長戦略は政府が考えている
・展望リポートで議論し、必要なら調整する=今年度1%成長率見通しで
・物価上昇率の考え方や見通しは変わっていない
・日本経済にとって原油価格下落はプラス
・何か異常なことが起こっているとは思わない=為替の円安で
・為替の考慮でなく、物価目標との関係で(政策を)調整
・原油安は長い目でみれば物価上昇率押上げに働く
・経済、金融情勢に即した方向での為替変動はプラス
・自然な為替の変動=最近の円安で
・中国の経済構造は外需から内需依存に変わってきている
・潜在的な地政学リスクは残っており注視必要
・決定会合は内外市場の関心高く、関係各位はご理解を=国会出席で中断に

 

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