オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年9月11日)

2014年9月11日

本日10:30に豪・雇用統計の発表があり、新規雇用者数は大幅増加、失業率改善となり、発表直後に豪ドルが買われましたが、すぐに押し戻されて豪ドル・ドルはほぼ行って来いになりました。
また、本日の昼に安倍首相と日銀黒田総裁の会談があり、ドル円が思惑的な買いで107円台を付けました。

オバマ大統領がイラクに続き、シリア領で展開するイスラム国への空爆を承認する意向を表明したことで、今夜にも空爆を行う可能性があります。
前回は東京時間だけリスクオフの動きになりましたが、今夜の欧州、NYの動きには警戒しておきたいところです。

結果
06:00 NZ・RBNZ政策金利 予想:3.50% 結果:3.50% (前回:3.50%)
10:30 豪・8月新規雇用者数 予想:+1.50万人 結果:+12.10万人 (前回:-0.03万人 修正値:-0.41万人)
10:30 豪・8月失業率 予想:6.3% 結果:6.1% (前回:6.4%)
10:30 中国・8月生産者物価指数[前年比] 予想:-1.1% 結果:-1.2% (前回:-0.9%)
10:30 中国・8月消費者物価指数[前年比] 予想:+2.2% 結果:+2.0% (前回:+2.3%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨日の東京時間から続いた下げで17:30には0.9112まで下落し、その後は小幅に戻して0.9158でNYクローズとなりました。
東京時間に入ってた7:00に0.9144まで下落しましたが、そこからは0.9160近辺で小動きとなり、発表直前に下落し、10:30の豪・雇用統計の時間は0.9145でした。
発表で0.9145から0.9215まで70pips急進しましたが、押し戻されて11:15には0.9175まで下落しました。
その後、0.9185-95で小動きでしたが、ドル円が107円台に接近したことで、豪ドル・ドルは下落し、0.9174で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨日の17:10に97.26まで下落した後は、ジリ上げとなり97.85でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると7:00に97.71まで下落した後は97.75-90で上下し、発表直前時下落し、発表時間は97.63でした。
発表で97.63から98.28まで65pips急伸し、10:40に98.33まで上昇した後は押し戻されて、11:10には97.98まで下落した後は98.10近辺で小動きとなりました。
その後、ジリ上げとなって14:20には98.26まで上昇しましたが、そこからは小幅下落し、98.16で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨日の欧州・NYタイムは1.1090-1.1125で上下し、1.1125でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、NZ政策金利発表で据え置きでしたがNZドルが売られたことで急伸し、6:20には1.1167まで上昇しました。
そこからは1.1160近辺でこう着となりましたが、9:00から小幅下落して10:30の発表時間は1.1142でした。
発表で1.1142から1.1222まで80pips急伸しましたが、押し戻されて11:15には1.1193まで下落し、そこからはジリ上げとなって1.1210近辺で小動きとなりました。
その後も1.1210近辺での小動きが続いて1.1212で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日の東京・欧州時間は上げが続き、22:00には106.84まで上昇し、その後も高値圏で107円チャレンジが続きました。
1:20には106.88を付けましたが、107円台に入ることはなく、106.84でNYクローズとなりました。
東京時間に入っても106.80-90での小動きが続いていましたが、9:00から小幅下げて10:30には106.62まで下落しましたが、すぐに106.75近辺に戻って小動きとなりました。
その後、13:15から上げ出して14:10には107.01を付けましたが、そこからは押し戻されて14:30には106.89まで下落しました。
しかし再び切り返して14:55には107.03まで上昇し、106.99で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

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