豪・RBA政策金利と建設許可件数発表後の豪ドルの動き(2014年9月2日)

2014年8月5日

本日ドル円が急騰したことで、ドル買いが強まったため豪ドル・ドルが指標発表前に大きく下落し、指標自体での動きは小さいものでした。
ドル円・株式市場の上昇の要因は、これといった材料はなかったですが、3日の内閣改造でGPIF改革の取りまとめ役の塩崎政調会長代理が厚労相で入閣するとの観測で上昇との報道がありました。
しかし実態は今週はECBドラギ総裁会見、雇用統計などのビッグイベントが立て続けにあることから、イベントドリブン系HFの仕掛けが大きな要因だったと思います。

結果
10:30 豪・7月住宅建設許可件数 [前月比] 予想:1.5% 結果:2.5% (前回:-3.8%)
10:30 豪・経常収支 予想:-140億豪ドル 結果:-137億豪ドル (前回:-78億豪ドル)
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:2.50% 結果:2.50% (前回:2.50%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨日16:00の0.9351からジリ下げが続き0.9328でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると0.9330-335で小動きでしたが、10:05からドル円の急伸を受けてドル買いの動きが強まり、10:05の0.9333から10:30には0.9307まで26pips下落し、住宅建設許可件数と経常収支の発表時間となりました。
直前に大きく動いたのと建設許可件数と経常収支の結果がまちまちだったこともあって大きく動かず、0.9307から0.9318まで11pips上昇し、0.9315近辺での小動きとなりましたが、再びジリ下げとなり、12:55から急落して13:00には0.9284まで下落しました。
その後、0.9290近辺で揉み合いになり、13:30の政策金利発表の時は0.9289でした。
発表直後に0.9305まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて0.9290-0.9300で小動きとなり、0.9291で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨日は97.30-45を上下し、97.36でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると97.35-40で小動きでしたが、9:30からジリ上げとなり、10:00からはドル円の急伸と豪ドル・ドルの急落の板挟みになりながらも円売りの勢いが強かったことで上げて10:15には97.53まで上昇した後は、逆に急落して10:30の指標時間は97.38でした。
発表で97.38から97.51まで13pips上昇した後はドル円の更なる上昇に引っ張られてジリ上げとなり、11:30には97.58まで上昇しました。
その後、97.50近辺で上下していましたが、12:55に急落して13:25には97.30まで下落し、13:30の発表時間は97.34でした。
発表で97.36から97.51まで15pips急伸しましたが、すぐに押し戻されて97.36まで下げ、そこからは97.40-48で小動きとなり、97.40で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨日は東京時間から欧州・NYタイムまでジリ下げが続き、1.1132でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると更に下げて8:30には1.1115まで下落しましたが、そこからは反転上昇となり、10:20には1.1138まで戻りましたが指標直前に下げて、10:30の指標時間は1.1120でした。
発表で1.1120から1.1137まで17pips上昇した後もさらに上昇して10:45には1.1147まで上昇し、そこからは1.1135-145で小動きとなりました。
しかし12:55から下げて13:00には1.1122まで下落し、13:30は1.1121でした。
発表で1.1121から1.1141まで20pips上昇しましたがすぐに押し戻されて1.1130近辺での小動きとなりました。
その後、14:25には1.1118まで下げ、1.1124で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日は18:00の104.15から上げ出して20:40には104.30まで上昇し、その後104.20-30で上下し、NYクローズにかけて上昇して104.33でNYクローズになりました。
東京時間に入ると104.30-35で小動きでしたが、9:35に小幅上げて104.41まで上げた後、10:05から急に動意付き、10:20の104.64まで急伸し、104.62近辺で揉んだ後再び上げ出して11:50には104.78まで上昇しました。
その後は104.80近辺を上下し、104.82で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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