豪・RBA議事録発表後の豪ドルの動き(2014年8月19日)

2014年8月19日

本日の10:30に8/5の理事会議事要旨が発表されて、内容はほぼ前回と同じものでしたが、豪ドルは買われました。
また、7:45のNZ・PPIが予想よりも悪化してNZドル売りとなったことが、逆に豪ドルに買いが入る要因にもなりました。

RBA議事録抜粋
・豪ドルは過去の基準では高く、成長への支援が弱まっていることを示している
・安定的な金利が最も健全なコースだろう
・金利の安定的な期間となる見通し、改めて表明
・理事会メンバー、見通しに対するリスクも検討することが重要と認識
・GDPの伸びは第2四半期に緩やかなペースに鈍化、2014/15年にかけトレンド下回る見通し
・豪ドルは過去の基準では高く、成長への支援が弱まっていることを示している

結果
07:45 NZ・第2四半期生産者物価 [前期比] 予想:0.8% 結果:-0.5% (前回:+0.9%)
10:30 RBA議事録 上記に記載

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨夜の23:30から上げ出して0.9316から00:30には0.9333まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて0.9325近辺で上下し0.9322でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると0.9230-35で上下し、7:45のNZ・PPIでNZドル・ドルが急落したことで、豪ドル・ドルも引っ張られて下げて9:30には0.9315まで下落しました。
その後、0.9320近辺を上下し、10:30のRBA議事録発表の時は0.9317でした。
発表で0.9317から0.9334まで17pips急伸し、そこからジリ上げとなり11:20には0.9340まで上昇し、そこからは0.9333-341で上下して、0.9335で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨日の東京時間12時からドル円が堅調に上昇していたことで、豪ドル・円も上昇基調となり、00:30には95.69まで上昇し、そこからは95.60-70で小動きとなり95.61でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると95.60-67で小動きとなり、7:45のNZ・PPIで豪ドル・ドル下落、ドル円上昇の動きだったため豪ドル・円はほとんど影響はありませんでした。
しばらく95.65近辺を上下し、10:30のRBA議事録発表の時は95.60でした。
発表で95.60から95.75まで15pips急伸し、そこからジリ上げとなり11:25には95.85まで上昇しました。
そこからは95.80近辺で上下し、95.80で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨夜の21:00から上げ出して1.0975から2:001.1007まで上昇しましたが、そこからはジリ下げとなり1.0990でNYクローズとなりました。
東京時間に入り、7:45のNZ・PPIでNZドル・ドルが急落したことで、1.0982から1.1004まで22pips急伸し、そこから揉みながら上げて、9:00には再び急伸して1.1013から9:05には1.1029まで上昇し、更に9:35からも急伸して1.1036から9:50には1.1061まで上昇しました。
その後、小幅に押し戻されて、10:30のRBA議事録発表の時は1.1044でした。
発表で1.1044から1.1059まで15pips急伸し、そこからは11060近辺での小動きとなりましたが、12:00から再び上げて12:20には1.1072まで上昇しました。
その後、小幅にジリ下げとなり1.1050で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日の東京時間12時から23:10の102.59まで上げ続けました。その後は102.55近辺の高値圏で小動きとなり、102.54でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、しばらく102.55近辺で揉んだ後7:40から上げ始めて8:05には102.63まで上昇しました。
その後は102.57-65で小動きとなり、102.61で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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