日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き（2014年8月8日）

2014年8月8日

本日10:30にオバマ米大統領のイラク問題への会見が始まると102円を割り込み、11時過ぎに「イラクでの空爆を承認」などの声明が伝わると株と共に急落となり、101.59までリバなく下落していきました。
ドル売りと円買いの動きが同時に起きたことで、ドル円は大幅な下落となりました。

本日12：08に日銀金融政策決定会合の現状維持との発表がありましたが、イラク問題で大きく動いた後だったのでほとんど影響はありませんでした。

来週からお盆休みが本格的に始まり、恒例の円買い仕掛けの材料がイラク、ウクライナ、イスラエルなど揃ってきています。
レバ管理をしっかりして、いっぱい儲けましょう。

結果
12：08　日銀金融政策決定会合　現状維持

ドル円（チャートは15：30時点）
昨日の欧州時間は102.20-40で上下していましたが、23：45から下げ足を速めて00：55には102.07まで下落し、その後は102.10近辺で上下して102.08でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、102.05-15で小動きとなっていましたが、10：10からジリジリと下げ、10：30のオバマ米大統領の会見が始まると102円を割って101.85まで急落しました。
その後、101.90近辺で揉んでいましたが、イラクへの限定空爆の報道で11：05から再び急落し、11：15には101.59まで下落しました。
その後、リバって12：35には101.86まで戻りましたが、再び下げて13：20には101.69まで下落しました。
そこからは101.70-85で上下し、101.77で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　　

ユーロドル（チャートは15：30時点）
昨夜のドラギＥＣＢ総裁会見で21：50に1.3393まで上昇しましたが、一転反落となり23：00には1.3339まで下落しました。
その後、上下しながら上げ戻して4：40には1.3366まで上昇し、1.3361でＮＹクローズとなりました。
東京時間に入ると、1.3360近辺でこう着でしたが、9：25からジリ下げとなり、オバマ会見の10：30には小幅に1.3341まで下落しました。
その後、1.3345-50で揉んだ後、ドル売りの流れとなったことで上げ出して11：25には1.3364まで上昇し、そこからは1.3355-65で上下し、1.3358で15時となりました。

左：ユロドル－5分足　右：ユロドル－1時間足
　　

日本国債（チャートは15：00時点）
前日よりも小幅高で小動きとなっていましたが、10：30から日経が急落したことで債券は急騰して、その後は高値圏で小動きとなりました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　　

日経先物
15,030で寄り付き、15,020-070で動いていましたが、10：00からジリジリ下げて10：10に14,970まで下落し、しばらく15,000近辺で揉んでいました。
しかし、10：30のオバマ米大統領のイラクに対する会見が始まると14,900まで急落し、一旦14,920で揉んでいましたが、「イラクでの空爆を承認」などの声明が伝わると11：05から再び急落となり11：15には14,740まで下落し、リバなく11：35には14,660まで下落しました。
その後はリバとなりジリジリと上がって12：05には14,840まで上昇し、12：25には14,750まで押した後再び上げて14,800-840での動きとなりました。
14：15には14,860までリバりましたが、14：30から下げて14：40には14,760まで下落し、15：00には14,740まで下落して、14,760（-430）▼2.83％で引けとなりました。
現物は14,778.37（-454.00）▼2.98％でした。
★SQ値は15,036.83でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　　