2014年8月7日
本日発表されたオーストラリア雇用統計が大幅に悪化したことで、豪ドルが売られました。
また、14時過ぎに「GPIF改革では日本株運用比率は現在の12％から20％超に調整するという。また、日本国債運用比率を現在の60％から40％程度まで調整する。」との報道で、ドル円が急伸したことで、逆相関の豪ドル・ドルが売られました。
結果
10：30 豪・6月新規雇用者数 予想:+1.32万人 結果：-0.03万人 （前回：+1.59万人 修正値：+1.49万人）
10：30 豪・6月失業率 予想:6.0％ 結果：6.4％ （前回：6.0％）
★昨夜のドル円急落、豪ドル、NZドル急騰の動きは、深夜に謎のドル円急落と豪ドル・NZドルの急騰（2014年8月7日）の記事に詳しく書いています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
昨夜の謎の急騰で1：15には0.9371を付けた後は0.9350近辺で小動きとなり、0.9352でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、しばらく0.9350近辺で小動きでしたが、8：55から上げ出して9：20には0.9357まで上昇し、雇用統計前の10：25に急落して0.9332で10：30の発表時間になりました。
発表で、0.9332から0.9298まで34pips急落し、その後もジリ下げとなり11：30には0.9286まで下落しました。
その後、0.9280-90で小動きとなっていましたが、GPIFの報道で13：55からドル円が急騰したことで豪ドル・ドルは0.9283から0.9266まで17pips急落し、14：15には0.9262まで下落していきました。
その後は0.9270近辺で上下し、0.9267で15時となりました。
左：豪ドル・ドル－5分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
豪ドル－円（チャートは15：30時点）
昨夜の謎のドル円の急落で、1：15には95.47から95.18まで29pips急落しましたがすぐに95.50まで戻り、95.49でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、95.40-50で小動きでしたが、雇用統計前の10：25に急落して95.35で発表時間になりました。
発表で、95.35から95.03まで32pips急落し、その後もジリ下げとなり12：20には94.83まで下落しました。
その後、94.90近辺で小動きとなっていましたが、GPIFの報道で13：55から豪ドル・ドルが下落したことに引っ張られ94.75まで下落しましたが、そこからはドル円の急騰に引っ張られて14：25には94.99まで上昇しました。
そこからは押し戻されて94.86で15時となりました。
左：豪ドル・円－5分足 右：豪ドル・円－1時間足
豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
昨夜の謎の急騰で1：15には1.1027から1.1047まで20pips急伸しましたが、すぐに押し戻されて1.1020-030での小動きとなり、1.1025でNYクローズとなりました。
東京時間に入っても1.1020-030での小動きが続き、雇用統計前の10：25に急進して1.1045を付け、1.1036で10：30の発表時間になりました。
発表で、1.1036から1.0989まで47pips急落し、その後もジリ下げとなり12：50には1.0952まで下落し、1.0955-960で小動きとなりました。
しかし、GPIFの報道で豪ドル・ドルが下落したことで豪ドル・NZドルも下げ、13：55の1.0956から14：05の1.0941まで15pips下落しました。
その後は1.0940-50で小動きとなり、1.0944で15時となりました。
左：豪ドル・NZドル－5分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
ドル円（チャートは15:30時点）
欧州時間からジリ下げとなっていましたが、1：15に102.30から101.78まで52pipsの突然の急落となり、すぐに戻しましたが1：45の102.19まで戻ると押し戻されて102.00-102.10での小動きとなり102.08でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、102.10-15で小動きとなり、9：00から小幅下落して9：05に102.03まで下落した後は上下しながら上げていき、102.20近辺で上下していました。
しかし、「GPIF改革では日本株運用比率は現在の12％から20％超に調整する。また、日本国債運用比率を現在の60％から40％程度まで調整する。」との報道で、14：05の102.24から急騰して14：20には102.45まで21pips急伸しました。
その後は押し戻されて、102.36で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
