オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年7月10日)

2014年7月10日

本日発表されたオーストラリア雇用統計が雇用者数はプラスで失業率は悪化というまちまちな結果となりましたが、豪ドルは売られました。
また、その後に発表された中国指標も悪化したことで更に売られました。

結果
10:30 豪・6月新規雇用者数 予想:+1.20万人 結果:+1.59万人 (前回:-0.48万人)
10:30 豪・6月失業率 予想:5.9% 結果:6.0% (前回:5.8%)
11:00 中国・6月貿易収支 予想:+369.5億ドル 結果:316.0億ドル (前回:+359.2億ドル)
11:00 中国・6月輸出(前年比)  予想:+10.6% 結果:+7.2% 前回:+7.0%
11:00 中国・6月輸入(前年比)  予想:+5.8% 結果:+5.5% 前回:-1.6%

なお、朝に発表された日本の機械受注の指標で、受注総額とコア機械受注、非製造業の下落幅は過去最大となりました。
結果
08:50 日本・5月機械受注 (前月比) 予想:+0.7 結果:-19.5% (前回:-9.1%)
08:50 日本・5月機械受注 (前年比) 予想:+10.1% 結果:-14.3% (前回:+17.6%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨夜は0.9390-0.9400で上下し、FOMC議事録発表で0.9418まで急伸した後、3:30には0.9423まで上昇し、その後押し戻されて0.9410でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると0.9410近辺で小動きとなっていましたが、8:40から上げ始めて9:00には0.9430まで上昇し、10:30の豪雇用統計の発表時間は0.9424でした。
発表で、0.9424から0.9447まで上昇しましたが、上髭を形成して反転下落となり0.9411まで下落した後、0.9415近辺で揉んでいました。
11:00の中国貿易統計が予想より悪化していたことで0.9416から0.9395まで21pips下落しました。
その後は0.9400近辺で上下し、0.9397で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-10分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨夜は95.50-60で上下し、FOMC議事録発表で95.71まで急伸した後はジリ下げとなり、95.63でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると95.60近辺で小動きとなっていましたが、8:40からはジリ上げとなり、10:30の豪雇用統計の発表時間は95.68でした。
発表で、95.68から95.88まで上昇しましたが、上髭を形成して反転下落して95.55まで下落し、95.60近辺で揉んでいました。
11:00の中国貿易統計で95.60から95.43まで17pips下落した後は、95.40-50で小動きとなり、95.42で15時となりました。

左:豪ドル・円-10分足 右:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨夜は1.0660-680で上下し、FOMC議事録では大きな動きはなく、1.0659でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると1.0660近辺で小動きとなっていましたが、8:00からジリ上げとなり、10:30の豪雇用統計の発表時間は1.0674でした。
発表で、1.0674から1.0690まで上昇しましたが、上髭を形成して反転下落して1.0659まで下落した後、更に下げて11:00の中国指標直前に1.0650まで下落しました。
11:00の中国貿易統計では反応はありませんでしたが、ジリ下げが続き1.0640で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-10分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨夜のFOMC議事録発表直後に101.84まで上昇しましたが、すぐに下げ始めて3:30には101.53まで下落し、101.60でNYクローズとなりました。
東京時間に入るとジリ下げとなり9:30には101.50まで下落しました。
その後、101.50手前でこう着となり、101.53で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
  

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA