東京時間のドル円の動き(2014年7月9日)

2014年7月9日

ドル円が先週7/3の雇用統計後に付けた102.26から下げが止まらない動きとなっています。
ダウが17,000ドルを付けた達成感や米国主要企業の決算を控えた利益確定売りで、ダウ、ナスダック共に軟調な展開が続いています。
本日深夜27:00にはFOMC議事録(6/17・18分)が発表されますので、注意しておきたいところです。

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日の欧州時間は101.70-80で推移していましたが、22:00から下落し23:30には101.48まで下げた後は101.55近辺で小動きとなり101.56でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると8:15から下げ始め9:00には101.44まで下落しました。
しかし、そこから切り返して9:25には101.54まで戻し、101.55近辺で揉んだ後に11:25から上げ出して101.65手前での揉み合いとなりました。
その後は押し戻されて、13:50には101.57まで下げましたが、再びジリ上げとなり、101.63で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
  

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
昨日の16:50に1.3587まで下落した後、1.3590-1.3605で上下していましたが、22:30にNY株式市場が大きめの下落幅となり、米国債上昇で利回り低下となったことで、ドル売りの動きが強まり、22:50には1.3616まで上昇し、その後は1.3610近辺でこう着となり、1.3609でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、ドル円の下落と逆行して上昇し、9:00には1.3622まで上昇しました。
その後、1.3610-20で上下し、1.3616で15時となりました。

左:ユロドル-10分足 右:ユロドル-1時間足
  

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
寄りから上昇し、後場に入っても更に上昇しました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

米国10年債権利回り(チャートは15:00時点)
昨日はNY株が下落したことで、安全資産の米国債が買われて、利回りが低下しました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
  

 

日経先物
15,200で寄り付き、直後から上げて9:10には15,250まで上昇し、9:30には15,270まで上昇しました。
その後押し戻されて15,250近辺でこう着した後、10:20から再び上げとなり10:25には15,290まで上昇しました。
そこからは15,250-300で上下し、13:10には15,220まで下落した後は15,220-250で上下していました。
しかし、14:15から上げ出して、ザラバ高値の15,300(-40)▼0.26%で引けとなりました。
現物は15,302.65(-11.76)▼0.08%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,906.62(-117.59)
NASDAQ   4,391.46(-60.07)
NY市場は軟調な展開となり、ダウは17,000ドル割れて、ナスは1.35%の大きめの下げとなりました。
ダウ17,000ドル乗せでの達成感や早期利上げ観測も売りの要因となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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