2014年4月30日
東京時間に入ってからジリ下げとなり安値圏で日銀金融政策の発表時間となりました。
12:50に発表されて一時は上昇しましたが、すぐに行って来いとなり安値圏で小動きとなって15時となりました。
しかし15:00に発表された日銀展望リポートが強気の内容だったことで下落しましたが、すぐに戻ってきました。
今夜はADP、GDP、FOMCがあり、気が抜けない夜となりそうです。
結果
現状維持
日銀金融政策決定会合
・マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調整を行う。
・今回は反対はなく全員一致で決定。
日銀展望リポート
・消費者物価指数(CPI、除く生鮮食品)予想 2014年度:+1.3% 2015年度:1.9% 2016年度:2.1%
・実質国内総生産(GDP)予想 2014年度:+1.1% 2015年度:+1.5% 2016年度+1.3%
ドル円(チャートは15:30時点)
昨日の19:50に102.77を付けてからはジリ下げとなり102.63でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、7:00あたりからジリジリと下げ出して11:50の102.32までリバなく下落していきました。
その後、102.35-40でこう着となり、日銀金融政策の発表を待つこととなりました。
12:50に現状維持と発表され、102.39から102.48まで8pips上昇しましたが、すぐに行って来いとなり、13:00には102.33まで下落しました。
その後は102.40近辺でこう着となり、102.37で15時となりました。
15:00に発表された日銀展望リポートの内容が強気だったことで、102.28まで下落しましたが、すぐに戻ってきました。
ユーロドル(チャートは15:30時点)
昨日16:00に1.3878まで上昇した後、ジリ下げとなり、21:00のドイツCPIが予想より悪化したことで、1.3855から21:20には1.3811まで44pips下落となり、その後は安値圏の1.3810近辺でこう着となり1.3811でNYクローズとなりました。
東京時間に入っても1.3805-815でのこう着は続き、1.3802で15時となりました。
日本国債(チャートは15時時点)
大きな動きはありませんでした。
日経先物
14,420で寄り付き、14,440まで上昇しましたが伸びはなく、14,400近辺まで下落してこう着となりました。
しかし、11:00から下げ始めて11:15には14,320まで下落し、11:40には14,290まで下落しました。
その後、14,320近辺でこう着となり、日銀金融政策の発表を待つ形となりました。
12:50に現状維持が発表され、14,310から14.390まで80円上昇しましたが、すぐに戻ってきて行って来いとなり、逆に14,270まで下落となりました。
そこからは14,290近辺でこう着となり、13:40に14,350まで上昇した後は14,330でこう着となりました。
しかし、14:30から再び下落となり14,280まで下げ、15:00発表の日銀展望リポートが強気の内容だったことでドル円と共に下げて14,240まで下落し、引け前の5分で下に飛んで、14,220(-90)▼0.63%で引けとなりました。
現物は14,304.11(+15.88)△0.11%でした。
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,535.37(+86.63)
NASDAQ 4,103.54(+29.14)
・月曜日はダウは指標好感や製薬・通信業界M&A期待で上昇したがウクライナ懸念で約200ドルで下落しましたが、再び上昇して下げ分を行って来いとなってV字となり、ナスダックはIT関連が売りとなりマイナスで引けました。
・火曜日は好調な米企業決算やバイオ、インターネット関連の買いでダウ、ナス共に堅調な上昇となりました。