日銀金融政策決定会合の前日の動き(2014年4月29日)

2014年4月29日

明日4/30(水)に日銀金融政策決定会合があります。
ドル円は4/25に付けた101.96を底にして上昇してきていますが、直近2回の日銀金融政策の時ほどの上昇力はありません。2回とも期待で大きく上昇した後、ハシゴを外すような動きだったので、参加者にはドル円を買うことに警戒感があるのでしょう。
またゴールデンウィーク中なので薄商いとなりますし、アノマリー的にもドル円、日経共に下落しやすいこともあると思われます。
今回の日銀決定会合では、なにも出てこないという予想の方が多いです。
前回の初生中継の黒田総裁の決定会合後の失言(?)から大きく下落していったこともあり、今回の発言には大変注目が集まっています。

ドル円(チャートは16:00時点)
昨夜の3月中古住宅販売成約が好結果だったことで102.30近辺から23:15には102.62まで上昇しましたが、米株が軟調な動きだったことで押し戻されて2:45には102.31まで下落しました。
その後は、米株が急速に切り返してきたこともあり、再び上昇となり4:30には102.56まで戻り、102.48でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、昭和の日で休場のため102.50近辺でこう着となり102.54で16時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
  

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは16:00時点)
昨日の15:45に動意付き1.3822から18:00には1.3879まで57pips上昇し、しばらく1.3870近辺で揉んでいましたが、ジリジリと押し戻されて1:00には1.3839まで下落しました。
そこからはジリ上げとなり1.3851でNYクローズとなりました。
東京時間に入ってからもジリジリと上げていき、1.3867で16時となりました。

左:ユロドル-10分足 右:ユロドル-1時間足
  

左:ユロドルー日足

 

米国債(チャートは7時時点)
米株が下落したことで米国債は買われましたが、逆に米株が反転上昇してきたことで米国債は売られて、行って来いとなりました。

左:米国10年国債先物-15分足 右:米国10年国債先物-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,448.74(+87.28)
NASDAQ   4,074.40(-1.16)
ダウは中古住宅の指標が好結果だったことや製薬や通信業界のM&A期待で上昇しましたが、ウクライナ懸念で約200ドル下落しましが、切り返して約200ドル上昇して、V字チャートとなって引けました。
ナスダックはIT関連銘柄の売りで下げ、戻りましたがプラテンにはなりませんでした。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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