米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2023年4月8日)

 

 

2023年4月8日

 3月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の23.9万人増を下回る23.6万人増、失業率は予想の3.6%から改善した3.5%、平均時給は前月比は予想と一致、前年同月比は予想を下回る結果となりました。
前日まで労働関連の指標が相次いで予想を下回っていたため米経済の下振れへの警戒が高まっていたため、発表後にドルは買われましたが、グッドフライデーで米国株式市場が休場、債券市場は短縮取引だったことで為替市場は参加者は少なく薄商いでした。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後にドル買いで0.6671から0.6641まで下落しましたが、すぐに戻して22:00には0.6677まで上昇し、その後はグッドフライデーで米国株式市場が休場、債券市場は短縮取引だったことで市場参加者が少なくなり0.6655-75での小動きがひたすら続いて、0.6665でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に87.77から88.09まで上昇し、そこから更に上げて22:20には88.25まで上昇し、その後はグッドフライデーで市場参加者が減り87.90-88.20での上下がひたすら続いて、88.12でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0645-1.0701で振った後はグッドフライデーで市場参加者が減る中、大きめに上下に振りながら下げていき、05:50には1.0580まで下落し、1.0650でNYクローズとなりました。

・ドル円は前日まで労働関連の指標が相次いで予想を下回っていたため米経済の下振れへの警戒が高まっていた中、今回の結果を受けて米景気に対する過度な懸念が緩和ことから雇用統計発表直後に131.55から132.38まで急伸し、その後はグッドフライデーで米国株式市場が休場、債券市場は短縮取引だったことで市場参加者が少なくなり131.95-25での小動きがひたすら続いて、132.19でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2023年4月8日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.6670-85で上下し、21:30の米・雇用統計の時は0.6671でした。
発表直後にドル買いで0.6671から0.6641まで下落しましたが、すぐに戻して22:00には0.6677まで上昇しました。
その後はグッドフライデーで米国株式市場が休場、債券市場は短縮取引だったことで市場参加者が少なくなり0.6655-75での小動きがひたすら続いて、0.6665でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は87.70-88.10で上下し、21:30は87.77でした。
発表直後に87.77から88.09まで上昇し、そこから更に上げて22:20には88.25まで上昇しました。
その後はグッドフライデーで市場参加者が減り87.90-88.20での上下がひたすら続いて、88.12でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0660-85で上下し、21:30は1.0646でした。
発表直後に1.0645-1.0701で振った後はグッドフライデーで市場参加者が減る中、大きめに上下に振りながら下げていき、05:50には1.0580まで下落し、1.0650でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は131.45-95で上下し、21:30の雇用統計の時は131.55でした。
前日まで労働関連の指標が相次いで予想を下回っていたため米経済の下振れへの警戒が高まっていた中、今回の結果を受けて米景気に対する過度な懸念が緩和ことから発表直後に131.55から132.38まで急伸しました。
その後はグッドフライデーで米国株式市場が休場、債券市場は短縮取引だったことで市場参加者が少なくなり131.95-25での小動きがひたすら続いて、132.19でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA