米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2022年12月3日)

 

 

2022年12月3日

 11月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の20.0万人増を上回る26.3万人増、失業率は予想の0.6%と一致、平均時給は前月比・前年同月比共に予想を上回る高結果でした。
発表直後は利上げペースの減速期待が後退して株売り、ドル買いになりましたが、利上げペースを減速することに変化はないとの見方が広がりNY株は戻し、ドルは売られる流れとなりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に強い結果を受けてドルが買われたため0.6814から0.6741まで急落しましたが、NYタイムに入ると逆にドル売りの流れとなったため上昇して05:00には雇用統計後の下落をほぼ戻し、0.6793でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は欧州時間序盤は対円でドル売り・円買いとなったため16:00の92.16から18:30には91.13まで急落し、そこからは91.30-50での揉み合いが続いて22:30は91.38でした。
米・雇用統計発表直後に91.16-77で振り、しばらく91.70近辺での揉み合いが続いた後01:30には91.87まで上昇しました。
しかしその後は下落基調となり91.25でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0626-53で小幅に振った後は下落基調が続き、1.0599でNYクローズとなりました。

・ドル円は欧州時間序盤に対円で仕掛け的なドル売り・円買いとなり16:00の135.11から17:50には133.61まで急落し、そこからは134.00を挟んだ揉み合いが続き、22:30の雇用統計発表後に強い結果を受けてドルが買われたため急上昇して22:40には135.99まで跳ね上がりました。
その後135.20-60で揉み合ったいましたが、FRBが今月の会合で利上げペースを減速する軌道に変化はないとの見方からドル売りの流れとなり134.32でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2022年12月3日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.6820近辺での小動きが続いて22:30の米・雇用統計の時は0.6814でした。
発表直後に強い結果を受けてドルが買われたため0.6814から0.6741まで急落し、そこからしばらく0.6760-80で揉み合いが続きました。
しかしNYタイムに入るとドル売りの流れとなったため上昇して05:00には雇用統計後の下落をほぼ戻し、0.6793でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は対円でドル売り・円買いとなったため16:00の92.16から18:30には91.13まで急落し、そこからは91.30-50での揉み合いが続いて22:30は91.38でした。
発表直後に91.16-77で振り、しばらく91.70近辺での揉み合いが続いた後01:30には91.87まで上昇しました。
しかしその後は下落基調となり91.25でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間は1.0640-60で上下し、22:30は1.0633でした。
発表直後に1.0626-53で小幅に振った後は下落基調が続き、1.0599でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は対円で仕掛け的なドル売り・円買いとなり16:00の135.11から17:50には133.61まで急落し、そこからは134.00を挟んだ揉み合いが続き、22:30の雇用統計の時は134.16でした。
雇用統計の強い結果を受けてドルが買われたため急上昇して22:40には135.99まで跳ね上がりました。
その後135.20-60で揉み合ったいましたが、FRBが今月の会合で利上げペースを減速する軌道に変化はないとの見方からドル売りの流れとなり134.32でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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