オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2022年10月20日)

 

 

2022年10月20日

 本日9:30にオーストラリアの9月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の2.50万人を下回る0.09万人、失業率は予想通りの3.5%でした。
発表後から豪ドル売りとなりましたが、13:15に中国でコロナ隔離の短縮を検討との報道を受けて豪ドルが買われて15時となりました。

結果
09:30 9月新規雇用者数 予想:+2.50万人 結果:+0.09万人 (前回:+3.35万人 修正値:+3.63万人))
09:30 9月失業率 予想:3.5% 結果:3.5% (前回:3.5%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州・NYタイムはドル買いの流れとなったため17:00の0.6304から02:00には0.6251まで下落し、0.6269でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.6260-75での小動きが続いて、9:30の豪・雇用統計の時は0.6268でした。
発表直後に0.6268から0.6260まで小幅に下げた後は豪ドル売りでジリ下げが続いて12:45には0.6228まで下落しました。
13:15に中国でコロナ隔離の短縮を検討との報道を受けて豪ドルが買われて0.6269まで上昇しました。
その後一旦0.6240まで押し戻されましたが、再び上げ出して14:20に0.6270まで上昇し、0.6261で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はドル買いと円売りの板挟みとなり93.85-94.40を上下し、NYタイムに入ると一段下げて93.65-94.05での上下が続いて93.99でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると93.80-94.00での上下が続いて9:30は93.96でした。発表直後に93.96から93.81まで下げた後はジリ下げが続いて12:45には93.36まで下落しました。
13:15に中国でコロナ隔離短縮を検討との報道で93.96まで上昇しました。
その後一旦93.54まで押し戻されましたが、再び上げ出して14:20に94.01まで上昇し、93.88で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は1.1055-1.1095で上下し、NYタイムに入ると一段下げて1.1050-70での上下が続いて1.1059でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1060近辺でのこう着が続いて9:30は1.1058でした。発表直後に1.1046-63で小幅に振った後、再び1.1060でのこう着が続き、11:00からゆっくりジリジリと上げ出して13:15には1.1087まで上昇しました。
その後は下落基調となり14:50に1.1060まで下落し、1.1071で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日はFRBの大幅利上げが続くとの見方が強まり欧州時間から円売り・ドル買いの流れとなり17:00の149.34から22:50には149.78まで上昇し、更に米20年債入札が低調だったことで米10年債利回りが一時4.1377%前後と2008年7月以来の高水準まで上昇したためドル買いが強まり1990年8月以来32年ぶりとなる149.91まで上昇し、149.89でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると149.75-95での揉み合いがひたすら続いて、149.94で15時となりました。

左:ドル・円-5分足 右:ドル・円-1時間足
 

左:ドル・円-日足

 

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