オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2021年8月19日)

 

 

2021年8月19日

 本日10:30にオーストラリアの7月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の4.62万人減を上回る0.22万人増、失業率も予想の5.0%から改善した4.6%の良好な結果でした。
豪ドルは発表直後に買われましたがすぐに反転し、その後は豪ドルの動きは鈍いまま15時となりました。

結果
10:30 7月新規雇用者数 予想:-4.62万人 結果:+0.22万人 (前回:+2.91万人))
10:30 7月失業率 予想:5.0% 結果:4.6% (前回:4.9%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はドル買いの流れとなり16:00の0.7261から01:20の0.7228まで下落が続き、03:00のFOMC議事要旨発表直後に0.7263まで急伸しました。
しかしその後は再びジリ下げとなり0.7236でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとドル買いの流れとなり7:30の0.7242から10:00には0.7212まで下落し、10:30の豪・雇用統計の時は0.7221でした。
発表直後に0.7221から0.7231まで上昇しましたが、すぐに反転して再び下げ出して12:10には0.7197まで下落しました。
その後はひたすらジリ下げが続いて0.7188で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は79.40-65で方向感なく上下し、03:00のFOMC議事要旨発表直後に79.77まで上昇しましたが、その後は下げ基調となって79.43でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると79.30-50で上下し、10:30は79.44でした。
発表直後に79.44から79.54まで上昇しましたが、すぐに反転して12:50には79.32まで下落しました。
その後は豪ドル・ドルの下落に引っ張られてジリ下げが続き、79.17で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は上昇基調となり16:00の1.0480から22:20には1.0521まで上昇し、NYタイムに入ると1.0485-1.0515での上下が続いて1.0510でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0500-30で上下し、10:30は1.0511でした。
発表直後に1.0511-21で小幅に振った後は下落基調となって14:00に1.0496まで下落し、1.0502で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はFOMC議事要旨公表に向けて、米10年債利回りの上昇と共にドル買いの流れとなり16:00の109.60から02:50には110.05まで上昇が続きました。
FOMC議事要旨直後に110.03から109.78まで急落し、その後もダウが一時400ドル下落したことで円買いも加わって下落が続き、109.76でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとドル買いと円売りの流れとなったため8:30の109.78から12:10には110.22まで上昇し、そこからはしばらく110.15-20でのこう着が続き、110.13で15時となりました。

左:ドル・円-5分足 右:ドル・円-1時間足
 

左:ドル・円-日足

 

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