2021年8月7日
7月米雇用統計は非農業雇用者数が予想の87.0万人増を上回る94.3万人増、失業率も予想の5.7%より改善した5.4%、平均時給も前月比、前年同月比が共に予想を上回る好結果でした。
・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.7391から0.7376まで下落し、そこから反転して21:35に0.7401まで上昇しましたが、米長期金利上昇を受けたドル買いによって下げ出して00:15の0.7346まで下落し続けました。
その後は0.7350-60での小動きが続いて0.7353でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に81.15から81.30まで上昇し、そこから一旦81.15まで押し戻されましたが、22:00から再び上げ出して22:30には81.39まで上昇しました。
しかしドル買いによる豪ドル・ドルの下落に引っ張られて00:25には81.02まで下落し、その後は81.00-15での小動きが続き、81.05でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0472-81で小幅に振った後、23:00から上げ出して23:50には1.0490まで上昇し、その後は1.0475-88での小動きが続いて1.0482でNYクローズとなりました。
・ドル円は雇用統計の好結果により109.80から110.04まで急伸し、更に米長期金利の上昇を受けたドル買いの流れとなり23:20には110.35まで上昇し、その後は110.20-30での小動きが続いて、110.22でNYクローズとなりました。
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2021年8月7日)の記事に載せています。
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豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7390近辺での小動きが続き、21:30の米・雇用統計の時は0.7391でした。
発表直後に0.7391から0.7376まで下落し、そこから反転して21:35に0.7401まで上昇しました。
しかし米長期金利上昇を受けたドル買いによって下げ出して00:15の0.7346まで下落し続けました。
その後は0.7350-60での小動きが続いて0.7353でNYクローズとなりました。
豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は81.10-20での小動きが続き、21:30は81.15でした。
発表直後に81.15から81.30まで上昇し、そこから一旦81.15まで押し戻されましたが、22:00から再び上げ出して22:30には81.39まで上昇しました。
しかしドル買いによる豪ドル・ドルの下落に引っ張られて00:25には81.02まで下落しました。
その後は81.00-15での小動きが続き、81.05でNYクローズとなりました。
豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリジリとした下げが続いて16:00の1.0482から20.05には1.0469まで下落し、21:30は1.0476でした。
発表直後に1.0472-81で小幅に振った後、23:00から上げ出して23:50には1.0490まで上昇し、その後は1.0475-88での小動きが続いて1.0482でNYクローズとなりました。
左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は109.70-85での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は109.80でした。
好結果によって発表直後に109.80から110.04まで急伸し、更に米長期金利の上昇を受けたドル買いの流れとなり23:20には110.35まで上昇しました。
その後は110.20-30での小動きが続いて、110.22でNYクローズとなりました。