豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2021年8月3日)

2021年8月3日

 13:30に発表された政策金利は予想通りの0.10%の据え置きでしたが、声明で前回と同様に「9月上旬まで週50億ドル、その後少なくとも11月中旬まで週40億ドルの割合で国債を購入し続ける」として債券購入を縮小する方針を維持したことで直後に豪ドルは買われました。
その後は小幅押し戻されて15時となりました。

 

結果
10:30 6月住宅建設許可件数 (前月比) 予想:-4.0% 結果:-6.7% (前回:-7.1% 修正値:-7.6%)
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:0.10% 結果:0.10% (前回:0.10%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はツイッターCEOのジャック・ドーシーらが設立した決済会社「スクエア」が豪州のフィンテック・アフターペイの買収を発表したことを受けて豪ドル買いの流れとなり16:00の0.7350から23:30には0.7381まで上昇し、その後は押し戻されて0.7360近辺での小動きが続き、0.7362でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7355-70での小動きが続き、13:30の政策金利の時は0.7367でした。
政策金利は予想通りに0.10%の据え置きでしたが、声明で前回と同様に「9月上旬まで週50億ドル、その後少なくとも11月中旬まで週40億ドルの割合で国債を購入し続ける」として債券購入を縮小する方針を維持したことで豪ドルは買われて13:40には0.7407まで急伸しました。
その後は小幅押し戻されて14:55に0.7391まで下げ、0.7394で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は豪ドルの上昇と円買いの板挟みとなり80.55-75での揉み合いが続き、NYタイムに入ると豪ドルが反転して下落したことと円買いにより01:10には80.33まで下落し、その後は80.40-50での小動きが続いて、80.48でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると80.40-55での小動きが続き、13:30は80.42でした。
発表直後に豪ドルが買われたことで80.86まで急伸し、その後は小幅押し戻されて80.72で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は豪ドル買いの流れのため16:00の1.0537から22:30には1.0558まで上昇し、その後NYタイムは1.0545-60での小動きがひたすら続いて、1.0554でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8:00から下げ出して10:40には1.0520まで下落し、13:30は1.0526でした。
発表直後に豪ドル買いで1.0558まで急伸し、その後は小幅押し戻されて1.0545で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日は欧州時間に入るとジリジリと円が買われて16:00の109.65から下落基調が続き、23:00の7月米ISM製造業景気指数が予想を下回ったことを受けて長期金利の低下と共に一段と円買い・ドル売りが加速して00:30には109.18まで下落し、その後は戻りは鈍く109.20-35での小動きが続き、109.32でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると午前は109.30近辺での小動きが続き、午後になると一段下げて109.10-25での小動きが続き、109.17で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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