2021年7月16日
・本日の日銀金融政策決定会合は政策金利は予想通りの現状維持で、大きな動きはありませんでした。
日銀金融政策決定会合の結果
11:57 現状維持
ドル円(チャートは15:30時点)
・欧州時間は17:40に109.71まで下落した後は反転して21:40には110.08まで上昇し、NYタイムに入ると109.84まで下落しました。
22:30から始まったパウエルFRB議長の米上院銀行委員会公聴会で「金融政策はかなりの期間、緩和的であり続ける」「高インフレが予想以上に長引けば、FRBは適切に対応する」「量的緩和の縮小(テーパリング)の道筋や構成巡り次回会合で議論する」などの発言を受けて00:30に110.07まで上昇しましたが、再び押し戻されて05:00には109.77まで下落し、109.83でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00に109.73まで下落しましたが、そこから反転すると上昇基調となり11:40には110.07まで上昇しました。
11:57に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが反応は薄く、直後は109.98-110.01で小幅に振っただけでした。
その後は110.00を挟んだ小動きがひたすら続いて、109.98で15時となりました。
ユーロドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間は17:40に1.1850まで上昇した後は原油先物価格の下落を受けてドル買いの流れとなったため下落基調が続いて02:10には1.1796まで下落し、1.1811でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1800-20での小動きがひたすら続いて、1.1810で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
・大きな動きはありませんでした。
昨日のNY株式市場
NY DOW 34,987.02(+53.79)
NASDAQ 14,543.13(-101.82)
・昨日のダウは朝方は安く始まりまりましたが、パウエルFRB議長が上院銀行委員会の証言で緩和縮小の条件達成は程遠いとの発言を受けてプラスに転じ、その後も堅調な展開が続いて$53高で引けました。
一方ナスは前日まで買われてきたハイテク株が利益確定売りに押されたため0.70%安となりました。