2021年5月20日
本日10：30にオーストラリアの4月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の1.50万人増を下回る3.06万人減、失業率は予想の5.6%から改善した5.5%でした。
豪ドルは発表直後に小幅売られましたが、すぐに戻してからは大きな動きはありませんでした。
結果
10:30 4月新規雇用者数 予想：+1.50万人 結果：-3.06万人 （前回：+7.07万人 修正値：+7.70万人））
10:30 4月失業率 予想：5.6% 結果：5.5% （前回：5.6% 修正値：5.7%）
豪ドル－ドル（チャートは15：15時点）
・昨日の欧州時間は下落基調となり16：00の0.7782から21：50には0.7730まで下落し、NYタイムに入ると0.7740-60で上下し、03：00のFOMC議事要旨発表後にドル買いの流れとなったため下げ出して04：00には0.7709まで下落し、0.7724でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7720近辺で小動きの後9：10から一段上げて0.7730近辺での小動きとなり、10：30の豪・雇用統計の時は0.7732でした。
発表直後に0.7732から0.7715まで下落しましたが、すぐに切り返して10：50には0.7743まで上昇しました。
その後0.7740近辺で揉み合った後13：30から一段上げて13：55に0.7749まで上昇し、0.7747で15時となりました。
左：豪ドル・ドル－5分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
左：豪ドル・ドル－日足
豪ドル－円（チャートは15：15時点）
・昨日の欧州時間は豪ドル・ドルの下落とドル円の下落が重なり16：00の84.80から23：40には84.04まで下落し、その後はリバって03：00に84.55まで戻し、84.35でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると84.30-50での小動きが続き、10：30は84.42でした。
発表直後に84.42から84.23まで下落しましたが、すぐに切り返して10：50には84.49まで上昇しました。
その後84.40近辺で揉み合った後、13：30から一段上げて14：00に84.59まで上昇し、84.56で15時となりました。
左：豪ドル・円－5分足 右：豪ドル・円－1時間足
左：豪ドル・円－日足
豪ドル－NZドル（チャートは15：15時点）
・昨日の欧州時間は1.0750-70で上下し、NYタイムに入ると一段上げて1.0770-85で上下し、1.0768でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げが続いて10：15には1.0789まで上昇し、10：30は1.0788でした。
発表直後に1.0788から1.0774まで下落しましたが、すぐに戻して10：55には1.0791まで上昇しました。
その後は1.0775-90での上下がひたすら続いて、1.0783で15時となりました。
左：豪ドル・NZドル－5分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
左：豪ドル・NZドル－日足
ドル円（チャートは15：15時点）
・昨日の欧州時間序盤は16：00の108.96から20：20には109.33まで上昇しましたが、テスラのイーロン・マスクCEOが12日に「ビットコイン決済停止」を発表していたことに加えて中国銀行業協会などは19日までに金融機関に対してビットコインなど仮想通貨の関連業務を禁じる通知を出したと伝わったことで仮想通貨全体が大幅急落になったことでリスク回避の円買いとなり00：00の108.57まで早いペースで下落しました。
しかしその後買い戻しで戻す中、FOMC議事要旨（4月27日－28日分）で「一部の参加者は経済の急速な進展が継続すれば、今後ある時点の会合でテーパリング（量的緩和の縮小）を巡る討議を開始することが適切になるとの考えを示した」と伝わると米長期金利の上昇とともにドル買い戻しが急速に進んで03：40には109.29まで上昇し、109.19でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：55に109.30まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10：55には109.08まで下落しました。
その後は109.10-20での小動きがひたすら続いて、109.14で15時となりました。
左：ドル・円－5分足 右：ドル・円－1時間足
左：ドル・円－日足
