米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2021年4月3日)

 

 

2021年4月3日

 3月米・雇用統計は非農業雇用者数が予想の64.7万人を大幅に上回る91.6万人、失業率は予想通りの6.0%でした。
良好な結果を受けて利回りの上昇に伴いドルが買われましたがNYタイムに入るとグッドフライデーでNY株式市場は休場、債券市場は短縮取引だったため、動きな乏しくなりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.7601-29で振った後、米長期金利の上昇を受けてドル買いとなったため23:10に0.7597まで下落しました。
その後はNY市場の株式市場が休場、債券市場が短縮取引だったため動きが乏しくなり0.7600近辺でのこう着が続き、05:30から豪ドルが買われて05:50には0.7620まで上昇し、0.7616でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は雇用統計発表直後に84.03-37で振った後は84.20近辺での小動きとなり、NYタイムに入ると動きが乏しくなって84.15近辺でのこう着が続きました。
05:30から豪ドルが買われたため05:40に84.24まで上昇し、84.16でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは雇用統計発表直後に1.0809-36で振った後は1.0820-40で方向感なく上下し、NYタイムに入ると動きが乏しくなり1.0820近辺でのこう着が続きました。
04:00から一段下げて1.0770-1.0820での上下が続き、05:30に1.0760まで下落した後は反転して1.0831でNYクローズとなりました。

・ドル円は欧州時間に入ると雇用統計を目前にポジション調整の円買いが入って17:00の110.54から17:50には110.37まで下落し、雇用統計発表直後に110.46-67で振った後、米長期金利の上昇に伴ってドルが買われて22:10には110.74まで上昇しました。
NYタイムに入るとグッドフライデーで株式市場が休場、債券市場が短縮取引だったため値動きが乏しくなり110.60-70での小動きが続いて110.64でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2021年4月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7610-25での上下が続き、21:30の米・雇用統計の時は0.7611でした。
発表直後に0.7601-29で振った後、米長期金利の上昇を受けてドル買いとなったため23:10に0.7597まで下落しました。
その後はNY市場の株式市場が休場、債券市場が短縮取引だったため動きが乏しくなり0.7600近辺でのこう着が続き、05:30から豪ドルが買われて05:50には0.7620まで上昇し、0.7616でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は84.00-20で上下し、21:30は84.09でした。
発表直後に84.03-37で振った後は84.20近辺での小動きとなり、NYタイムに入ると動きが乏しくなって84.15近辺での小動きが続きました。
05:30から豪ドルが買われたため05:40に84.24まで上昇し、84.16でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0825-40で上下し、20:00から一段下げて20:10には1.0811まで下落し、21:30は1.0833でした。
発表直後に1.0809-36で振った後は1.0820-40で方向感なく上下し、NYタイムに入ると動きが乏しくなり1.0820近辺でのこう着が続きました。
04:00から一段下げて1.0770-1.0820での上下が続き、05:30に1.0760まで下落した後は反転して1.0831でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間に入ると雇用統計を目前にポジション調整の円買いが入って17:00の110.54から17:50には110.37まで下落し、そこからは110.45-55で揉み合いとなり、21:30の雇用統計の時は110.51でした。
発表直後に110.46-67で振った後、米長期金利の上昇に伴ってドルが買われて22:10には110.74まで上昇しました。
NYタイムに入るとグッドフライデーで株式市場が休場、債券市場が短縮取引だったため値動きが乏しくなり110.60-70での小動きが続いて110.64でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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