豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2021年3月2日)

2021年3月2日

 12:30に発表された政策金利は予想通りの据え置きで、発表後の反応はいい気な動きはないまま15時となりました。

 

結果
09:30 10-12月期経常収支 予想:131億豪ドル 結果:145億豪ドル (前回:100億豪ドル 修正値:107億豪ドル)
09:30 1月住宅建設許可件数 (前月比) 予想:-3.0% 結果:-19.4% (前回:10.9% 修正値:12.0%)
12:30 RBAキャッシュターゲット 予想:0.10% 結果:0.10% (前回:0.10%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤は下げ基調となり16:10の0.7772から20:30には0.7720まで下落しましたが、NYタイムに入るとNY株高を受けてリスクオンの流れとなり豪ドルが買われて01:20には0.7786まで上昇し、その後は0.7755-80での揉み合いが続いて、0.7772でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると原油先物が下落していたことや政策金利発表を控えてポジション調整も加わって下落基調が続いて11:50には0.7736まで下落して、12:30のRBA政策金利の時は0.7741でした。
発表直後に0.7741から0.7766まで急伸して13:20に0.7767まで上昇し、その後は0.7750-65で上下して0.7757で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤は豪ドル・ドルの下げに引っ張られて16:20の82.84から20:30には82.41まで下落しましたが、NYタイムに入ると豪ドル買いと円売りのダブルの追い風を受けて上昇が続いて04:30には83.13まで上昇し、82.98でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると豪ドル・ドルとドル円が共に下落していたため、11:50には82.62まで下落し、12:30は82.66でした。
発表直後に82.66から82.94まで急伸して13:20には82.98まで上昇し、その後は82.80-95で上下して82.87で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間に入ると上げ出して16:00の1.0651から19:50には1.0692まで上昇し、そこから押し戻されて23:50には1.0664まで下落しました。
その後再び上げ出して04:50に1.0697まで上昇し、1.0692でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0670-90で方向感なく上下し、12:30は1.0684でした。
発表直後に1.0684から1.0700まで上昇し、その後は1.0690-1.0705で上下して1.0695で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・欧州時間は106.50-80で上下していましたが、NYタイムに入ってダウが一時730ドル超の大幅上昇したことでリスクオンの円売りとなり、またバーキン米リッチモンド連銀総裁が「イールドカーブの状況は見通しに対する自然な反応」「インフレ期待が上昇している兆候はない」と発言したことで、米10年債利回りも上昇してドル買いも加わり04:10には106.88まで上昇し、106.76でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると上げ出して10:25に106.92まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて12:00に106.72まで下落しました。
その後再びジリジリと上げ出して14:20に106.85まで上昇し、106.82で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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