米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2021年1月9日)

 

 

2021年1月9日

 12月米・雇用統計は非農業雇用者数が予想の7.1万人増に対して14.0万人減とネガティブサプライズの結果となり、直後にドルが売られましたが、米利回りの上昇や米株が堅調に推移したことでドル買いの流れが続いてNYクローズとなりました。

・豪ドル・ドルは雇用統計発表直後に0.7772から0.7794まで上昇し、23:20には0.7797まで上昇しましたが、NYタイムに入るとドル買いの流れで下げ基調となり03:40には0.7727まで下落しました。
その後は戻して0.7764でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は雇用統計発表後は80.65-79で小幅に振った後23:30に80.85まで上昇しましたが、NYタイムに入るとドル買いの流れで豪ドル・ドルの下落に引っ張られて03:40には80.38まで下落し、その後は戻して80.73でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは雇用統計発表直後に1.0691-1.0707で小幅に振った後は再び上げ出して02:30には1.0727まで上昇し、その後は1.0720近辺での揉み合いが続いて1.0721でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に103.83から103.99まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて22:45には103.60まで下落しました。
しかしNYタイムに入ると米金利上昇に伴うドル買いによって上げ出して00:20には104.06まで上昇し、ドル買い需要が強いなか103.90-104.00での小動きが続いて103.96でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2021年1月9日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間は16:00の0.7776から17:10には0.7752まで下落した後は戻して22:30の雇用統計の時は0.7772でした。
発表直後に0.7772から0.7794まで上昇し、23:20には0.7797まで上昇しましたが、NYタイムに入るとドル買いの流れで下げ基調となり03:40には0.7727まで下落しました。
その後は戻して0.7764でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間は80.65-85での上下が続き、22:30は80.70でした。
発表後は80.65-79で小幅に振った後23:30に80.85まで上昇しましたが、NYタイムに入るとドル買いの流れで豪ドル・ドルの下落に引っ張られて03:40には80.38まで下落しました。
その後は戻して80.73でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間はジリジリとした上昇が続き17:00の1.0699から21:20には1.0712まで上昇し、22:30は1.0693でした。
発表直後に1.0691-1.0707で小幅に振った後は再び上げ出して02:30には1.0727まで上昇し、その後は1.0720近辺での揉み合いが続いて1.0721でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間に入って104.09まで上昇しましたがすぐに押し戻されて103.80-104.00での揉み合いが続き、22:30の雇用統計の時は103.83でした。
発表直後に103.83から103.99まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて22:45には103.60まで下落しました。
しかしNYタイムに入ると米金利上昇に伴うドル買いによって上げ出して00:20には104.06まで上昇し、そこから一旦103.74まで下げる場面がありましたが、ドル買い需要が強く、その後は103.90-104.00での小動きが続いて103.96でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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