豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2020年2月4日)

2020年2月4日

 12:30に発表された政策金利は予想通り0.75%で据え置きでしたが、声明で「必要であれば依然としてさらなる金融緩和を行う用意がある」としながらも、「金利はすでに非常に低い水準まで低下している」「豪ドルは最近では最も低い水準」と、ハト派な内容でなかったため発表直後に豪ドルは買われ、その後も本日の高値圏を維持する動きが続き、15時となりました。

 

結果
12:30 RBAキャッシュターゲット 予想:0.75% 結果:0.75% (前回:0.75%)

 

★RBA声明の全文を、オーストラリア中央銀行声明全文(2020年2月4日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:15時点)
・昨日の欧州・NYタイムは0.6680-0.6710で方向感のない上下が続いて0.6691でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.6678-95で上下し、12:30の政策金利発表の時は0.6683でした。
発表直後に0.6683から0.6723まで急伸し、その後は0.6710-25での揉み合いが続いて、0.6714で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:15時点)
・昨日の欧州時間は円安に引っ張られて16:40に72.88まで上昇しましたが、そこから押し戻されて19:50には72.53まで下落し、72.70近辺での小動きが続きました。
24:0に1月米ISM製造業景気指数が好結果だったためドル円の上昇に引っ張られて72.92まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて01:40には72.53まで下落し、その後は戻して72.70近辺でのこう着となり72.73でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなり10:10に72.49まで下落し、その後は72.70近辺での小動きが続き、12:30は72.65でした。
発表直後に72.65から73.14まで急伸し、その後は72.95-73.15での揉み合いが続いて、73.07で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:15時点)
・昨日の欧州・NYタイムは1.0335-60で方向感のない上下が続いて1.0348でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0350-60での小動きが続き、12:30は1.0352でした。
発表直後に1.0352から1.0389まで急伸し、その後は1.0375-90での小動きが続き、1.0380で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:15時点)
・昨日の欧州時間は16:40に108.69まで上昇した後は押し戻されて20:0に108.41まで下落し、その後は108.50近辺での小動きが続きました。
24:00の1月米ISM製造業景気指数が50.9となり予想の48.5を上回ったためドルが買われて00:30には108.79まで上昇しましたが、そこから押し戻されて01:40のは108.52まで下落し、再びジリジリとした上昇が続いて108.68でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなり10:10に108.54まで下落しましたが、そこから反転すると逆に上昇基調となり14:35には108.85まで上昇し、108.81で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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