2019年11月5日

　12：30に発表された政策金利は予想通り0.75%で据え置きでした。 発表直後は小幅に振っただけでしたが、15分後から豪ドルが買われ出して13時過ぎまで上昇が続き、その後は高値圏を維持したまま15時となりました。

 

結果
12:30　RBAキャッシュターゲット　予想：0.75%　結果：0.75%　（前回：0.75%）

 

★RBA声明の全文を、オーストラリア中央銀行声明全文（2019年11月5日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

 

 

豪ドル－ドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間の16：20に0.6924まで上昇した後はジリ下げが続いて04：40に0.6876まで下げ続け、0.6885でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：30に「米国は中国に対する関税の一部解除を検討している」との一部報道が伝わると豪ドルが買われて0.6878から0.6894まで急伸しましたが、そこからは押し戻されて10：40には0.6876まで下落して行って来いとなり、0.6880近辺での小動きとなって12：30の政策金利の時は0.6886でした。
発表直後に0.6877-92で振った後、12：45から上げ出して13：20には0.6906まで上昇し、その後は0.6900近辺での小動きが続いて、0.6901で15時となりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

 

豪ドル－円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州・NYタイムはリスクオンの円売りと豪ドル売りの板挟みとなり74.80-75.00での小動きが続き、04：00から一段下げて74.76でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：30の米国の中国への制裁一部解除の報道で74.22から74.95まで急伸しましたが、そこからは押し戻されて10：10には74.73まで下落し、74.80-90での小動きとなって12：30は74.87でした。
発表直後に74.82-96で振った後12：45から上げ出して13：20には75.15まで上昇し、その後は75.10近辺での小動きが続いて、75.07で15時となりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

 

豪ドル－NZドル（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州・NYタイムは豪ドル、NZドル共に売られながらもNZドル売りのほうが強かったため上昇基調が続き、16：00の1.0704から05：20には1.0762まで上げ続け、1.0751でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：35に1.0764まで上昇した後は1.0740-50での小動きとなって12：30は1.0748でした。
発表直後に1.0737-49で小幅に振った後、12：45から上げ出して13：30には1.0773まで上昇し、その後は1.0760-70での小動きが続いて、1.0761で15時となりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日は米中貿易協議の進展期待を背景に欧州時間から上昇基調となり、NYタイムに入ってもNY株が上昇してダウが史上最高値を更新するなどリスクオンのムードで円売りの流れとなり16：00の108.27から04：40には108.65まで上昇し、108.57でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：30に「米国は中国に対する関税の一部解除を検討している」との一部報道が伝わると108.59から107.74まで急伸し、9：50には108.78まで上昇しました。
そこから一旦108.69まで押し戻されましたが、10：30から再び上げ出して12：50に108.82まで上昇し、その後は108.80近辺での小動きが続いて、108.77で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足